皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
9月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比33万6,000人増と、市場予想を大幅に上回りました。7、8両月分も上方修正され、米労働市場の底堅さが示されました。ただ、雇用統計における平均時給の伸びの鈍化などが見直され、引き締め長期化の懸念が緩和しました。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
NYダウは下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
日経225は下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯を上抜けてくれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージへ移行してきました。このまま短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージへ逆行します。
9月30日、米議会上下院は、11月半ばまでのつなぎ予算案を賛成多数で可決しました。バイデン米大統領の署名を経て法が成立しました。一部政府機関が閉鎖され、雇用統計など重要指標の発表が遅れ、景気に関する不透明感が増すとの懸念が後退しました。
米サプライ管理協会(ISM)の9月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)は前月実績から上昇し、市場予想も上回る内容でした。同統計を受けて金融引き締め長期化を巡る懸念が意識されました。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官は、インフレ抑制に向け金利を現行の高い水準で維持するよう訴えたことや、米労働省が発表した雇用指標が市場予想を上回ったことで、利上げ局面が長引くとの警戒感が強まりました。そして、長期金利の指標となる10年債利回りは、4.8%台に達し、約16年ぶりの高水準を更新しました。
米民間雇用サービス会社ADPが発表した9月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数の増加幅は市場予想を大きく下回りました。週末に公表される注目の雇用統計を控え、ADPの数字を受けて米金融引き締め長期化への警戒感が幾分和らぎ、米長期金利上昇を抑える要因となりました。ただ、米議会下院が前日マッカーシー議長(共和)の解任動議を賛成多数で可決したため、政治面での不透明感が投資家心理を圧迫しました。
9月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比33万6,000人増と、市場予想を大幅に上回りました。7、8両月分も上方修正され、米労働市場の底堅さが示されました。いったんは予想外の極めて堅調な内容と受け止められ、米金融引き締め長期化への警戒感が台頭したことで、米長期金利の指標とされる10年債利回りは再び4.8%台に急上昇し、序盤では株式市場は反落しましたが、雇用統計における平均時給の伸びの鈍化などが見直され、引き締め長期化の懸念が緩和したことで、株式市場は反発しました。
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週間の概況
注目イベント
10月11日(水)15:00(独国)9月消費者物価指数
10月11日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
10月11日(水)21:30(米国)9月卸売物価指数
10月11日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10月12日(木)08:50(日本)9月国内企業物価指数
10月12日(木)21:30(米国)9月消費者物価指数
10月12日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
10月12日(木)27:00(米国)9月月次財政収支
10月13日(金)18:00(ユーロ圏)8月鉱工業生産
10月13日(金)23:00(米国)10月ミシガン大学消費者態度指数
10月16日(月)13:30(日本)8月鉱工業生産
10月16日(月)18:00(ユーロ圏)8月貿易収支
10月16日(月)21:30(米国)10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
10月17日(火)15:00(英国)9月失業保険申請件数、9月失業率
10月17日(火)18:00(独国)10月ZEW景況感調査
10月17日(火)18:00(ユーロ圏)10月ZEW景況感調査
10月17日(火)21:30(米国)9月小売売上高
10月17日(火)23:00(米国)10月NAHB住宅市場指数
*今週は米国のFOMC議事要旨と消費者物価指数に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値34,500円 安値30,265円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値36,000ドル 安値32,805ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値16,000ドル 安値13.219ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,490円 安値2,957円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
2本のローソク足の組み合わせの意味を考える習慣が身につくと、チャートを見るときに流れの変化をより詳しく感じることができるようになります。皆さんは、2本のローソク足の組み合わせの意味を考える習慣がついてきたでしょうか。
今週は「並び赤」と「並び黒」について見ていきます。
「並び赤」は2本の陽線が出現します。「並び黒」は2本の陰線が出現します。
この場合も、2本のローソク足の動きを1本の動きにして見ていくと、意味合いが見えてきます。
まず、「並び赤」は1本目に陽線が出現します。次に、2本目の始値が1本目の始値と同じところから始まり、同じような実体の陽線が出現します。
つまり、2本目の始値は、1本目の始値と同じところから始まるわけですから、一先ず1本目の終値から2本目の始値にかけて売られる要因があったということです。ところが、その2本目も陽線で終わりますので、買いの勢いがあるということになります。
「並び赤」には二つの意味があり、一つは「上放れ並び赤」といい、2本が上に放れて出現した場合は買い場となります。これは、理解しやすい動きです。一方で、「下放れ並び赤」では、下放れて並び赤が出現すると、売り場とされています。なぜ、売り場となるかというと、まず下放れて相場が崩れたという事実があります。その後2本続けて反発していても崩れた相場を回復できていません。ここがポイントになり売り場となるのです。
並び黒は上値圏で出現した場合は決済ポイントとなります。
このように、色々な組み合わせから意味合いを考える習慣を持つようにしましょう。
来週はどういった組み合わせになるのか、楽しみにしておいてくださいね。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。