皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
10月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が3.2%となり、市場予想を下回りました。3%台にとどまるのは5カ月連続となり、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げの可能性が低くなったとの見方が広まりました。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、短期移動平均線が中期移動平均線を下抜ければ上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇相場の入口である第6ステージから上昇期の第1ステージに移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、短期移動平均線が中期移動平均線を下抜ければ上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、短期移動平均線が中期移動平均線を下抜ければ上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは下降期である第4ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、短期移動平均線が中期移動平均線を上抜ければ下降相場の終焉である第5ステージへ移行します。
ニューヨーク連銀が13日公表した10月の消費者調査では、1年先の期待インフレ率は3.6%と9月の3.7%から低下しました。3年先は横ばいだったものの、5年先も2.7%と9月の2.8%を下回りました。インフレへの警戒が後退しました。
米労働省が14日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が3.2%となり、市場予想を下回りました。3%台にとどまるのは5カ月連続で、高インフレの鈍化ペースが継続するかどうかが焦点となります。エネルギーと食品を除くコア指数の上昇率は4.0%と、市場予想を下回りました。また、10月の卸売物価指数(PPI)は前月比で0.5%低下し、市場予想を下回りました。前日の消費者物価指数(CPI)に続き、インフレ圧力の鈍化が確認され、連邦準備制度理事会(FRB)による現在の金融引き締めの取り組みで、追加利上げが行われる可能性が低いとの見方が広まりました。
米下院でつなぎ予算が可決されたため、政府機関の一時閉鎖回避へ前進したことも投資家心理を改善させる要因になりました。
11月23日(木)の感謝祭翌日からは、「ブラックフライデー」など年末商戦が始まります。これまで底堅さを保ってきた米国の消費に陰りが出ているとの指摘もある中、市場関係者の間では、年末商戦における消費の状況を見極めたいとの見方があるようです。
開設はこちら(無料)
ほぼ即時口座開設が可能
(メンテナンス時間除く)
取引サイトへ
取引時間AM8:30〜翌AM6:00(夏時間AM5:00)日本の祝日も取引可能!
取引口座へ入金(振替)
平日14:30までの振替指示なら
翌営業日の取引開始前に完了!
週間の概況
注目イベント
11月22日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
11月22日(水)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月22日(水)22:30(米国)10月耐久財受注
11月22日(水)24:00(米国)11月ミシガン大学消費者態度指数
11月22日(水)24:00(ユーロ圏)11月消費者信頼感
11月23日(木)日本祝日(勤労感謝の日)
11月23日(木)米国祝日(感謝祭)
11月23日(木)18:00(ユーロ圏)11月製造業購買担当者景気指数
11月23日(木)18:00(ユーロ圏)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月23日(木)18:30(英国)11月製造業購買担当者景気指数
11月23日(木)18:30(英国)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月24日(金)08:30(日本)10月全国消費者物価指数
11月24日(金)16:00(独国)7-9月期GDP
11月24日(金)23:45(米国)11月製造業購買担当者景気指数
11月24日(金)23:45(米国)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月24日(金)23:45(米国)11月総合購買担当者景気指数
11月27日(月)08:50(日本)10月企業向けサービス価格指数
11月27日(月)24:00(米国)10月新築住宅販売件数
11月28日(火)23:00(米国)7-9月期四半期住宅価格指数
11月28日(火)23:00(米国)9月ケース・シラー米住宅価格指数
11月28日(火)24:00(米国)11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
11月28日(火)24:00(米国)11月リッチモンド連銀製造業指数
*今週は日本の消費者物価指数に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,008円 安値30,265円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値35,689ドル 安値32,312ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値15,990ドル 安値14,051ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値3,490円 安値2,828円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週もRSIについてみていきましょう。
RSIはその名が示す通り、売り勢力と買い勢力の相対的な力関係を示す指標です。その誕生は、何とかして買い勢力と売り勢力の強さを客観的に知る方法はないかという考えに端を発しています。
例えば、過去10日間で価格が上昇した日数と下落した日数を数えます。仮に7日が上昇、3日が下落なら、その10日間に限っては買い勢力が強く、相場は上昇トレンドである可能性が高いと推定できます。そういう考え方に基づいてできたテクニカル指標が「サイコロジカルライン」です。
このサイコロジカルラインは上昇日の割合が全体の何%かを知るという単純な話で、数値が大きくなれば上昇トレンド、小さくなれば下降トレンドと考えるのが基本です。ところが、しばらく使っているとサイコロジカルラインにはダマシがあることに気づくことになります。
ダマシが起きるのは上昇幅と下落幅に無頓着で、機械的に数値を算出しているためです。例えば、過去10日間で上昇は8日、下落は2日なら数値は80%となり、上昇トレンドを示唆することになります。
ところが 8日間の上げ幅は毎日10円ずつ、最後の2日間の下げ幅が連続100円だったらどうでしょう。本来なら急落状態のはずです。これはとてもおかしな話です。つまり、上げ下げは日数で計算するのではなく、上昇幅の合計と下落幅の合計をもとに算出すべきだとの考え方に行き着きます。実はこの考え方を生かして、サイコロジカルラインというシンプルすぎるテクニカル指標を進化させたものがRSIなのです。
14日RSIについて説明します。例えば、過去14日間について、前日比で上昇した日の上昇幅の合計をA、同じく下落日の下落幅の合計をBとします。RSIは、AをAとBの合計で割って、それをパーセントテージで表示するために100を掛けて求められる数値です。(ちなみにワイルダー氏は14というパラメーターが大好きでした。)こうして求めたRSIが50%以上だったらその14日間は相場が上昇したことになりますし、50%以下だったら下落したことになります。
このように、上昇した日数、下落した日数だけを見ているサイコロジカルラインに値幅という概念をプラスしてできたのがRSIということになります。
来週は、この計算式を更に深堀していきます。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。