皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
投資家が重視するS&P500種株価指数が、19日に2022年1月に付けた過去最高値を2年ぶりに塗り替えて取引を終えました。リスクオンの動きから株高の動きが続いています。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が中期移動平均線を下抜ければ上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは下降相場の終焉である第5ステージから上昇相場の入口である第6ステージに移行してきました。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の終焉である第5ステージに逆行します。
ボーイングは1月、離陸後に機体の窓などが吹き飛ぶ事故が発生して以降、同型機の運航停止が続いており、業績に響く可能性が嫌気されています。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、金利の引き下げを急ぐ必要はないと述べ、早期の利下げ期待が後退しました。
昨年12月の小売売上高が市場予想を上回ったことで、連邦準備制度理事会(FRB)が3月にも利下げを行うとの期待が低下しました。
17日のCMEグループのフェドウオッチによると、3月にFRBが0.25%の利下げに踏み切る確率は約58%と、前日の約63%から低下しました。市場関係者の間では、ナスダックはチャート面でも売られやすい状況で、早期の利下げ期待で相場は上昇してきたが、いったん買いを見送る動きが出ているようだとの見方もあるようです。
投資家が重視するS&P500種株価指数は、19日、2022年1月に付けた過去最高値を2年ぶりに塗り替えて取引を終えました。18日に半導体受託製造最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が需要回復の見通しを示したことを受け、半導体やAI(人工知能)銘柄が引き続き買われました。
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週間の概況
注目イベント
1月24日(水)08:50(日本)12月貿易統計
1月24日(水)18:00(ユーロ圏)1月製造業購買担当者景気指数
1月24日(水)18:00(ユーロ圏)1月サービス部門購買担当者景気指数
1月24日(水)18:30(英国)1月製造業購買担当者景気指数
1月24日(水)18:30(英国)1月サービス部門購買担当者景気指数
1月24日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
1月24日(水)23:45(米国)1月製造業購買担当者景気指数
1月24日(水)23:45(米国)1月サービス部門購買担当者景気指数
1月24日(水)23:45(米国)1月総合購買担当者景気指数
1月25日(木)22:15(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
1月25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期実質GDP
1月25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期GDP個人消費
1月25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期コアPCE
1月25日(木)22:30(米国)12月耐久財受注
1月25日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
1月25日(木)22:45(ユーロ圏)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
1月25日(木)24:00(米国)12月新築住宅販売件数
1月26日(金)08:30(日本)1月東京都区部消費者物価指数
1月26日(金)08:50(日本)12月企業向けサービス価格指数
1月26日(金)22:30(米国)12月個人所得
1月26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出
1月26日(金)24:00(米国)12月住宅販売保留指数
1月30日(火)08:30(日本)12月失業率、12月有効求人倍率
1月30日(火)19:00(ユーロ圏)1月消費者信頼感
1月30日(火)19:00(ユーロ圏)1月経済信頼感
1月30日(火)19:00(ユーロ圏)10-12月期四半期GDP
1月30日(火)23:00(米国)11月住宅価格指数
1月30日(火)23:00(米国)11月ケース・シラー米住宅価格指数
1月30日(火)24:00(米国)1月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
1月30日(火)24:00(米国)12月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
*今週は欧州の金融政策に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値37,000円 安値34,008円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値38,500ドル 安値35,689ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値17,600ドル 安値15,700ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,006円 安値2,500円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週からはRSIの実践的な使い方を見ていきましょう。
RSIを実践で活用するためには「失敗のスイング」ということを学ぶ必要がありますので、その解説をします。
注目すべきはRSIのウェーブです。下記の図の【仕掛けのタイミングがわかる「失敗したスイング」】では、図の上部分が「日経225 1時間足」のローソク足、下部分がRSIチャートを示しています。パラメーターは14本です。14本とは日足だと14日、1時間足だと14時間となります。価格は波打ちながら上昇し、波打ちながら下落します。RSIも同様です。
注目してほしいのは、RSIチャート中に2つの〇で囲った箇所です。それまで上昇していたRSIが左側の丸部分で最初の天井を打ち、下降後に小さな反騰を見せたものの、右側の丸部分で改めて天井を打っています。
2つの丸の位置関係を見てみると、右側が下にあります。すなわち、RSIの天井は切り下がっていることになります。
またこのとき、左側の丸部分は80%を超えていますが、右側の丸部分は70%近辺であるところにも注目が必要です。
このように、前回まで70%を超えていた数値が、次回は70%近辺である点が、これから先の下降トレンドを暗示する代表的なシグナルで、これを「失敗したスイング」と呼びます。
来週も、実践的な使い方を見ていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。