皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
イスラエルとイランの関係が悪化してきました。また、米国のインフレ懸念が再び高まってきたことなどの材料が重なり株式市場の重石となってきています。昨年からまとまった調整が無かっただけに調整局面入りとなるかどうかに注目しましょう。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。ここから短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージに逆行します。
NYダウは上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。ここから短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージに逆行します。
日経225は上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。ここから短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージに逆行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
米サプライ管理協会(ISM)の3月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)は前月から上昇し、市場予想を上回りました。堅調な結果を受けて米利下げ期待が後退しました。
22日のCMEグループのフェドウオッチによると、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月に0.25%の利下げを行う確率は約57%となっており、1週間前の約64%から低下しました。
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は4日、経済のモメンタム(勢い)が強いことを背景に「インフレの横ばい状態が続けば利下げする必要があるか疑問が生じる」との見解を示しました。FRBが年内の利下げを見送る可能性が意識されたことで、株式市場の重石となりました。
イスラエルのネタニヤフ首相がイランによる報復攻撃の可能性に備えていると述べたことが報じられると、戦闘激化への懸念が高まり、原油が上げ幅を拡大したことでインフレ懸念につながり、米国が金融緩和に転じにくくなるとの見方が高まりました。
米雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数は前月比30万3,000人増と、市場予想を大幅に上回りました。失業率は3.8%と2月の3.9%から低下しました。一方、平均時給の伸びは前月比0.3%と市場予想と一致し、前年同月比では2021年6月以来の低さとなりました。賃金インフレの加速が見られなかったことで株式市場の上昇要因となりました。
開設はこちら(無料)
ほぼ即時口座開設が可能
(メンテナンス時間除く)
取引サイトへ
取引時間AM8:30〜翌AM6:00(夏時間AM5:00)日本の祝日も取引可能!
取引口座へ入金(振替)
平日14:30までの振替指示なら
翌営業日の取引開始前に完了!
週間の概況
注目イベント
4月10日(水)08:50(日本)3月国内企業物価指数
4月10日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
4月10日(水)21:30(米国)3月消費者物価指数
4月10日(水)23:00(米国)2月卸売売上高
4月10日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
4月11日(木)21:15(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
4月11日(木)21:30(米国)3月卸売物価指数
4月11日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
4月11日(木)21:45(ユーロ圏)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
4月12日(金)13:30(日本)2月鉱工業生産
4月12日(金)15:00(独国)3月消費者物価指数
4月12日(金)15:00(英国)2月貿易収支
4月12日(金)23:00(米国)4月ミシガン大学消費者態度指数
4月15日(月)08:50(日本)2月機械受注
4月15日(月)18:00(ユーロ圏)2月鉱工業生産
4月15日(月)21:30(米国)4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
4月15日(月)21:30(米国)3月小売売上高
4月15日(月)23:00(米国)4月NAHB住宅市場指数
4月16日(火)15:00(英国)3月失業保険申請件数、3月失業率
4月16日(火)18:00(独国)4月ZEW景況感調査
4月16日(火)18:00(ユーロ圏)4月ZEW景況感調査
4月16日(火)18:00(ユーロ)2月貿易収支
4月16日(火)21:30(米国)3月住宅着工件数
4月16日(火)21:30(米国)3月建設許可件数
4月16日(火)22:15(米国)3月鉱工業生産
*今週はECBの金融政策に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値41,500円 安値35,690円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値40,500ドル 安値37,041ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値19,000ドル 安値16,165ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,500円 安値2,935円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週もストキャスティクスについて学んでいきましょう。
前回、ストキャスティクスにおける100%とは、過去n日間の価格変動の中で、n日目が最高値と等しいかそれ以上になった状態です。つまり、上昇トレンドの渦中においては、ストキャスティクスは、容易に100%をつけ得るという事を確認しました。また、90%や80%でも今がまさに上昇トレンドの渦中にあるということをお伝えしました。
これで「%K」の基本的な考え方は理解できたのではないでしょうか。
では、ここからは「%D」について見ていきましょう。基本的には、%Dは%KのY日平均となります。Yはほとんどの場合で「3」を使います。
すなわち、
(当日の終値―n日間の最安値)を3日間合計したものを「A」とします。
(n日間の最高値―n日間の最安値)を3日間合計して「B」とします。
%D=A÷B×100
つまり、%Dは%Kの3日平均ということになります。
このことを分かりやすく説明するために、以下の問題を用意しました。
(問題)
ある小学校に1組、2組、3組の3つのクラスがあります。男子の比率が1組が30%、2組が40%、3組が50%となっています。1組から3組までの男子の比率を求めましょう。
(30%+40%+50%)÷3とすると、平均値は40%になります。しかし、この計算方法は必ずしも正しくはありません。3つの組ともに同じ人数であれば、この計算式で正しいという事になりますが、1組が50人、2組が40人、3組が10人とぞれぞれの人数が違ったらどうでしょう。
正しい人数を出すためには、まず全体の人数を調べなければなりません。この例の場合、その合計は100人です。
そのうち、男子は1組(50人×30%)=15人、2組(40人×40%)=16人、3組(10人×50%)=5人となります。
合計は15人+16人+5人となり36人です。
ゆえに、全体に占める男子の割合は36÷100=36%ということになります。
この考え方がストキャスティクスの%Dとなります。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。