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マーケット > レポート >  日本株投資戦略〜上昇気流の最高益企業に注目!低迷相場を乗り切る有効な戦略になるか〜

日本株投資戦略〜上昇気流の最高益企業に注目!低迷相場を乗り切る有効な戦略になるか〜

2014/4/18
投資調査部 鈴木英之

企業業績「全体」の方向性が、日経平均の先行きを左右?

4月に入り、株式市場が不安定な動きとなっています。日経平均株価は、2014年4月11日に終値が1万4千円を割り込むなどヒヤリとする局面もありました。理由は様々指摘されていますが、特に、消費税増税後の景気・企業業績に対する不安が根強いことが大きく影響しているように思われます。「97年4月の消費税引き上げ後よりも反動は小さい」との見方が多数派ではあるものの、それを示す数字(企業業績や経済指標)が現状では少ないため、どうしても市場は疑心暗鬼になりやすい面があります。

図1は、広く非上場企業まで含めた我が国全産業(法人企業統計上)の営業利益と、日経平均株価の動きを1枚のグラフにしたものです。企業の本業における儲けを示す営業利益の方向性は、株価の方向性とおおよそ連動していると考えてよさそうです。即ち、今後、日経平均株価がさらに上昇するためには、企業の利益がさらに増えてゆくことが重要な要素であると考えられます。4月第4週から本格化する決算発表は、まさにそうした企業業績と、株価の方向性を大きく左右する一大イベントであると考えられます。

図1:法人企業統計「営業利益」と日経平均株価(四半期平均)
法人企業統計「営業利益」と日経平均株価(四半期平均)
  • ※財務省「法人企業統計」およびBloombergデータをもとにSBI証券が作成。法人企業統計の営業利益は四半期単位データ。また、日経平均株価は四半期ごとの終値平均株価をグラフ化している。

上昇気流の最高益企業に注目

(1)2014年3月期に最高益更新が見込まれている企業は?

そうした中、今回の「日本株投資戦略」では、最高益企業にスポットを当ててみることにしました。表1は、東証一部主力企業(時価総額1千億円以上で金融、電力・ガスを除く3月期決算企業)のうち、2014年3月期に過去10年間の営業最高益を更新すると予想(市場コンセンサス)されている企業です。予想される営業利益が、最高益を何%上回る見込みなのか、その比率が大きい順に並べています。

確かに、法人企業全体でみてしまえば「最高益更新まであと一歩」であり、それが可能か否かという迷いが、不安定な全体株価につながっているように思われます。しかし、上昇気流の最高益企業には、利益を積み重ねてゆける理由があり、日経平均のパフォーマンスを凌駕する可能性が大きいと考えられます。

表1:過去10年間の営業最高益を2014年3月期に大幅に更新する見込みの東証一部主力企業

銘柄
コード

銘柄名

14年3月
営業利益

15年3月
営業利益

増益率

過去10年
最高益

最高益
決算期

最高益
更新比率

6961

12,750

16,300

27.8%

4,554

13年3月

180.0%

7270

317,281

356,204

12.3%

120,411

13年3月

163.5%

4559

8,700

10,680

22.8%

4,611

13年3月

88.7%

7205

115,029

123,215

7.1%

65,118

13年3月

76.6%

9984

1,081,423

1,099,639

1.7%

745,000

13年3月

45.2%

6326

198,353

205,771

3.7%

136,875

08年3月

44.9%

6869

31,253

36,392

16.4%

21,804

13年3月

43.3%

4204

82,464

86,109

4.4%

59,621

13年3月

38.3%

2413

12,788

16,411

28.3%

9,294

13年3月

37.6%

9810

21,204

31,268

47.5%

15,412

08年3月

37.6%

5232

21,413

23,625

10.3%

15,783

07年3月

35.7%

7202

175,360

185,596

5.8%

130,783

13年3月

34.1%

2267

32,036

36,055

12.5%

23,893

13年3月

34.1%

9076

19,225

19,575

1.8%

14,346

13年3月

34.0%

9433

667,692

749,461

12.2%

512,669

13年3月

30.2%

7269

189,514

200,020

5.5%

149,405

08年3月

26.8%

6755

19,160

20,760

8.4%

15,120

13年3月

26.7%

5938

71,647

81,143

13.3%

57,025

07年3月

25.6%

4612

32,260

34,160

5.9%

25,860

13年3月

24.7%

7011

203,628

242,045

18.9%

163,520

13年3月

24.5%

  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。データは、2014年4月11日現在。14年3月期、15年3月期の営業利益は、予想(市場コンセンサス)ベース。東証一部の時価総額1千億円以上の金融、電力・ガスを除く3月期決算銘柄について、過去10年間(2004年3月期〜2013年3月期)における営業利益の最高額を2014年3月期に更新する見込み(市場コンセンサス)の企業を掲載。2014年3月期の予想営業利益が、過去10年の最高益を何%上回るかを「最高益更新比率」と表現し、その比率が高い20社を表1に掲載した。営業利益の単位は百万円。また、予想営業利益(市場コンセンサス)はアナリスト予想であり、達成を保証したものではない。

(2)「最高益更新」には相応の意義がある

図2は、表1の「過去10年間の営業最高益を2014年3月期に大幅に更新する見込みの東証一部主力企業」20銘柄と、日経平均の株価パフォーマンスを比較したものです。過去10年間で「最高益企業」は+177%上昇(時価総額ベース)しており、日経平均株価の上昇率(+27%)を大きく上回っています。

ちなみに、2014年3月期に営業利益が過去10年間の最高を更新する予想(市場コンサンサス)であり、しかも10年間の連続した株価データを取ることができる銘柄は全部で94社(上記の20社を含む・母集団は表1と同じ)あります。その株価パフォーマンスは、2004年3月から2014年3月までの10年間で+134%の上昇率(約2.3倍)となっています。

最高益を更新してゆくべく、利益を積み重ねていけるような企業は、結果的に株価もついてきているということが言えそうです。日本経済が成熟し、海外諸国・企業が力を付ける中、最高益を更新してゆくには、相応の事業資質や競争力といったものが必要になるとみられるためです。言い方を変えれば、景気や市況・為替に恵まれれば、いかなる企業でも増益は可能ですが、最高益をあげることができる企業については、別の評価が可能であり、株価は長期にわたり、それを評価してきたのかもしれません。

なお、決算発表一巡後には、メディア等で最高益企業が取り上げられるケースが想定されます。一般的には、そのタイミングで新たに高く評価される可能性もありそうです。

図2:営業最高益の大幅更新が見込まれる20社の長期株価推移と日経平均株価
営業最高益の大幅更新が見込まれる20社の長期株価推移と日経平均株価
  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。表1の20銘柄の月終値株価と日経平均・月終値株価について、2004年3月を1として指数化し、2014年3月末までの指数をグラフ化したもの。最高益企業は、20銘柄の2004年3月終値をそれぞれ1とし、指数化した後に平均しているので、パフォーマンスは、騰落率の単純平均を反映している。

最高益更新に加え、大幅増益が予想される銘柄に期待も

2014年3月期に、営業利益が過去10年間の最高水準を更新すると予想(市場コンセンサス)される企業であっても、そこがピーク利益となり、2015年3月期以降は減益が懸念されるようでは、良好な株価パフォーマンスは期待できないとみられます。逆に、2015年3月期も大幅な営業増益が見込め、最高益更新継続が見込める企業であれば、良好なパフォーマンスも期待できそうです。表2は、そうした銘柄をランキングしたものです。なお、2014年3月期に合併等が確認されている企業は除きました。

最高益をさらに伸ばしてゆくと、市場が予想している銘柄には、やはり相応の特徴がありそうです。エムスリー(2413)は、医師と消費者をネットで結ぶ「独自のビジネスモデル」で、上場以来、売上高・営業利益の拡大を続けています。エンプラス(6961)、ワコム(6727)、村田製作所(6981)などは、台頭する「海外企業向けに受注を拡大」していることが共通項です。三菱重(7011)、東芝(6502)、日立(6501)など、重厚長大型企業も名を連ねていますが、いずれも、「新興国向けの社会インフラ輸出」が期待されます。その他、掲載銘柄に参考コメントを付けましたので、ご参考いただければと思います。

表2:過去10年間の営業最高益を2014年3月期に更新し、2015年3月期も大幅増益が予想される東証一部主力企業

銘柄
コード

銘柄名

14年3月
市場予想

増益率

15年3月
市場予想

増益率

業績拡大(見込み)の背景

2413

12,788

37.6%

16,411

28.3%

医師向け医薬情報の薬品数が増加傾向。

6961

12,750

180.0%

16,300

27.8%

アジア向けに液晶TVバックライト向けレンズが増加。

6727

9,572

20.9%

11,950

24.8%

サムスン製スマホ向けタッチペンシステム伸長。

4559

8,700

88.7%

10,680

22.8%

潰瘍性大腸炎治療剤や滋養強壮剤が好調。

7261

184,791

242.6%

225,053

21.8%

スカイアクティブ車は利益率も高め。円安効果も。

7011

203,628

24.5%

242,045

18.9%

火力向けガスタービンや航空機部門が堅調

9435

33,060

34.4%

38,814

17.4%

法人向けOA機器やLED照明の販売が好調。

6502

303,054

56.0%

355,390

17.3%

フラッシュメモリが円安効果と競争力強化で好調。

4324

68,968

18.0%

80,335

16.5%

買収した英イージス社ののれん代償却吸収へ。

6869

31,253

43.3%

36,392

16.4%

血液成分測定装置や尿検査装置好調に円安効果も。

2331

18,083

53.4%

20,925

15.7%

主力の機械警備は契約、機器販売ともに増加傾向。

8214

19,300

13.0%

22,267

15.4%

ファッション事業で大量出店。カラオケ・複合カフェも。

6981

130,148

122.0%

150,014

15.3%

スマホ、タブレット、自動車向けに電子部品が増加。

6367

148,953

68.1%

171,640

15.2%

米空調大手買収の効果も。期末に駆け込みも。

6723

63,252

黒字転換

72,631

14.8%

自動車向け好調。固定費削減と円安で利益改善。

9719

24,093

15.8%

27,648

14.8%

金融や流通向けのシステム受注が好調。

6395

20,000

83.1%

22,900

14.5%

資源開発進む北米向けが好調。国内復興需要も。

6501

530,037

25.6%

604,355

14.0%

情報システムや自動車機器が好調。

5938

71,647

41.9%

81,143

13.3%

消費増税前に駆け込み需要。買収先の米社に期待。

8136

23,238

15.0%

26,250

13.0%

テーマパーク未達の公算もライセンス収入増加傾向。

  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。データは、2014年4月11日現在。14年3月期、15年3月期の営業利益は、予想(市場コンセンサス)ベース。東証一部の時価総額1千億円以上の金融、電力・ガスを除く3月期決算銘柄について、過去10年間(2004年3月期〜2013年3月期)における営業利益の最高額を2014年3月期に更新する見込み(市場コンセンサス)の企業を掲載。2015年3月期の予想営業増益率が高い順に20社を掲載した。営業利益の単位は百万円。「業績拡大の背景」は、報道等をもとにSBI証券が参考コメントを作成。また、予想営業利益(市場コンセンサス)はアナリスト予想であり、達成を保証したものではない。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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