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マーケット > レポート > 日本株投資戦略 > 株価波乱で投資好機到来の「業績予想引き上げ」銘柄はコレ!?

日本株投資戦略〜株価波乱で投資好機到来の「業績予想引き上げ」銘柄はコレ!?

2015/9/11
投資調査部 鈴木英之

東京株式市場では相場の乱高下が続いています。9月第3週(9/14〜9/18)は、米FOMC(連邦公開市場委員会)が予定されており、投資家はまだまだ株価の大きな変動に付き合っていかなければならないのかもしれません。

とはいえ、こうした波乱相場の出口も近いかもしれません。日経平均が安値を付けた9/8に、予想PERが14倍を割り込んだことで、値ごろ感が台頭してきたからです。焦点の中国経済についても、国有企業改革が論議され始めるなど、構造問題へメスが当てられようとしています。投資家としては今から、相場反転に備えた戦略を練っておいても良いのではないでしょうか。

そこで今回の「日本株投資戦略」では、相場が落ち着くにつれ、次第にパフォーマンスが上がると期待される銘柄をスクリーニングから発掘し、ご紹介したいと思います。この波乱相場で、他の銘柄同様に大きく株価を下げているものの、アナリストは業績の上方修正に期待している銘柄を取り上げてみました。

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波乱相場の向こうに見え始めた!?「出口」

東京株式市場では相場の乱高下が続いています。特に9月第2週(9/7〜9/11)は激しい動きでした。9/8に日経平均が433円下げ、今回の下落相場での安値17,427円を付けましたが、翌日9/9には1,343円高(21年7ヵ月ぶりの上昇幅)し、18,770円まで回復。しかし、翌日9/10には再び急落し、470円安で大引けとなりました。チャート的には、8/24の高値19,154円、8/28の高値19,192円を抜けるまで、日経平均は底値を確認したことにはならないとの見方があります。9月第3週(9/14〜9/18)は、市場で強い関心を集めている米FOMC(連邦公開市場委員会)が予定されており、投資家はまだまだ株価の大きな変動に付き合っていかなければならないのかもしれません。

とはいえ、こうした波乱相場の先に「出口」らしきものも見えてきたように思われます。日経平均が急落し、この下落相場での安値を付けた9/8に、その予想PERが14倍を割り込んだことで、値ごろ感が台頭してきたからです。アベノミクス相場(2012/11〜)では、相場が下落した時に予想PER14倍前後で下げ止まる傾向(図1)にあります。また、焦点の中国経済についても、国有企業改革が論議され始めるなど、構造問題へメスが当てられようとしています。株価も急騰前の水準に戻っています(図2)ので、下値リスクは低下してきたと考えられます。

そもそも、中国経済の減速や、米国政策金利の引き上げ等の材料は、長い時間をかけ、そろそろ相場に大方織り込まれ、今後は株価が反転しても不思議ではないと考えられます。投資家としては、今からそれに備えた戦略を練っておいても良いのではないでしょうか。

次項では、相場が落ち着くにつれ、次第にパフォーマンスが上がると期待される銘柄をスクリーニングから発掘し、ご紹介したいと思います。この波乱相場で、他の銘柄同様に大きく株価を下げているものの、アナリストは業績の上方修正に期待している銘柄を取り上げてみました。

図1:予想PER14倍ラインまで下げた日経平均

  • ※日経平均株価データをもとにSBI証券が作成。データは2015/9/10現在。

図2:急騰前の水準に戻った「上海総合指数」

  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。データは2015/9/10現在。
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株価波乱の今、仕込んでおきたい「業績予想引き上げ」銘柄

日経平均株価が6/24以来の高値となる20,946円をつけた8/11以降、1ヵ月が経ちました。この間(8/10〜9/10)に日経平均株価の下落率は12%に達し、多くの上場銘柄もその間に株価が下落してしまいました。中国経済への不透明感が強まる中で、その影響は経済的な関係の深い日本にも及び、我が国の企業業績にも何らかの影響が出てくることが考えられました。

アナリストによる企業調査の結果はこうした難しい局面だからこそ、参考にしたいものです。そこで、アナリストが企業調査の結果、この約1ヵ月間(スクリーニング条件では4週間)に、業績予想(EPS)を引き上げた銘柄を抽出してみました。それらの銘柄のうち、株価が全体の相場とともに下げている銘柄には投資チャンスがあると、「日本株投資戦略」では考えました。

日経新聞の報道によると、日経平均が大幅高した9/9に、海外からある程度まとまった金額の長期資金が入っていたようです。業績の拡大が続く銘柄であれば、そうした資金の投じる先になる可能性もありそうです。

表1は、「株価波乱の今仕込んでおきたい」と考えられる、好業績期待銘柄をスクリーニングしたものです。スクリーニング条件は脚注として示しています。そのポイントは「株価は下落しているものの、中国経済への懸念が強まったこの4週間で逆に、アナリストの予想EPSが上昇し、上方修正期待が高まっている銘柄」としてまとめられます。しかも、来期にかけ2ケタ増益が期待され、株価の割安感も強い銘柄です。

このような好条件が揃っている銘柄でも、株価が冴えないのが波乱相場と言えるかもしれません。しかし、株式市場が落ち着きを取り戻せば、こうした銘柄から反発に転じる可能性が多いのではないでしょうか。

表1:株価は下落したものの、アナリスト見通しがより強気になっている企業

取引 チャート コード 銘柄名 株価
(9/10・円)
株価騰落率
(1ヵ月)
今期予想
営業増益率
来期予想
営業増益率
今期予想
PER(倍)
現買信買 チャート 9412 スカパーJSATホールディング 545 -13.1% 18.0% 22.4% 11.3
現買信買 チャート 9202 ANAホールディングス 344.6 -13.1% 44.0% 10.3% 18.8
現買信買 チャート 1860 戸田建設 583 -11.8% -9.7% 14.6% 15.0
現買信買 チャート 6293 日精樹脂工業 1,029 -11.6% 26.6% 19.0% 8.5
現買信買 チャート 4183 三井化学 399 -10.3% 57.0% 12.5% 11.8
  • ★スクリーニング条件〜下の全条件を満たす銘柄を、株価下落率の大きい順に並べた。
    (1) 今期EPSの予想が2社以上から出されている上場銘柄。
    (2) 2015/8/10以降2015/9/10までの株価下落率が10%以上の銘柄。
    (3) 今期のアナリスト予想営業利益が、会社予想営業利益を上回っている銘柄。
    (4) 来期のアナリスト予想営業利益が、今期(アナリスト予想)に対し、10%以上の増益見通しであること。
    (5) 今期予想EPSが過去4週間で2%超上方修正されていること。
    (6) 予想PER(今期アナリスト予想)が20倍未満。
  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。「市場予想超過」は、市場(アナリスト)予想営業利益が何%会社予想営業利益を上回っているかを示す。「今期予想営業増益率」および「来期予想営業増益率」、「今期予想PER」は、2015/9/10現在の市場コンセンサス(Bloomberg)
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アナリストが業績予想を引き上げた「厳選5銘柄」を詳細解説

最後に、前項でスクリーニングより抽出した「厳選5銘柄」を解説します。下落相場で、市場はこれらの銘柄の何を懸念したと考えられるのか、実際の業績見通しやバリュエーションはどうなのか、本当に投資対象として良いのか、ご検討いただく際の参考資料にしていただければ幸いです。

銘柄コード 9412 銘柄名
ポイント
  • 日本で唯一、アジア・オセアニアで最大の有料多チャンネル放送事業者です。「スカパー」で知られている「有料多チャンネル」が売上高(消去前)の7割を占め、残りを「宇宙衛星」事業が占めています。もっとも、利益のほとんどが「宇宙衛星」事業からあげられているのが特徴です。8月末の放送事業会員数は349万人となっています。
  • 当社の予想PERは2015/9/10現在は11倍で、日本テレビやフジ・メディアの15倍台よりも低めとなっています。また、PBRは0.85倍で、他のメディア株同様1倍を割り込んでいます。なお、予想配当利回りは2.5%となっており、バリュエーション面では全体的に割安感が目立っていると考えられます。株価は4/13の高値806円から3割強下げた水準で、2014年前半の安値圏に達しています。中長期スタンスでの投資タイミングに接近していると言えるかもしれせん。

日足チャート

  • ※当社のチャートツールを用いて作成(2015/9/10現在)
銘柄コード 9202 銘柄名
ポイント
  • 航空大手。航空機事業への「選択と集中」を柱とした経営戦略を推進し、特にアジアを中心とする国際線事業をグループの中核事業として成長の柱としていく方針です。中期的に目指す方向は、(1)国際線事業をグループ事業の中核として成長の柱とする、(2)アジア域内の成長を当社の成長の糧として取り組むことにより自らの体力を強化する、(3)生産性向上により単位あたりコストを低減させ確実な利益を計上し財務体質の改善・強化を図る、等となっています。15年3月期は営業利益が前期比38.7%増と大幅に拡大。今期も営業利益は同25.6%増と好調を持続する見通しとなっています。
  • 市場で、インバウンド関連株とみられているため、中国株の波乱が当社株へも逆風になった可能性があります。ただ、中国の構造改革は、投資主導から消費主導の経済へと転換を目指すものになるとみられ、中長期的に中国からの訪日外国人は増えそうです。中国から海外に出る人は年間1億人程度と言われ、日本に来ている人は2%強に過ぎず、ポテンシャルも大きいと考えられます。原油価格の低迷が長期化していることは、当社の収益に追い風とみられます。8/5の高値410円から16%下落しています。

日足チャート

  • ※当社のチャートツールを用いて作成(2015/9/10現在)
銘柄コード 1860 銘柄名
ポイント
  • ゼネコン中堅。病院・学校建設に強みがあります。売上の4分の3前後を占める「建築」が中心で、残りは「土木」等となっています。今後国土強靭化で、病院・学校に関する受注がコンスタントに来ることが期待できそうです。
  • 予想PERは17倍台(2015/9/10現在)にとどまり、PBRも1倍を割り込んでいます。労務費や資材費の高止まりもあり、2016/3期第1四半期の完成工事粗利益率が9.1%(前年同期は10.1%)と減速しており、採算の向上が課題になっています。ただ、株価は8/18の689円から下落し、7月に揉み合い圏となっていた550〜600円のラインまで下がっています。中国経済への不透明等で下げた今回の下落相場に対しては「ツレ安」と言えそうです。

日足チャート

  • ※当社のチャートツールを用いて作成(2015/9/10現在)
銘柄コード 6293 銘柄名
ポイント
  • プラスチック樹脂を金型に流し込み、固めて形を作る「射出成型機」の専業メーカーで、国内シェアが20%を占める主力企業です。典型的な設備投資関連といえ、当社の場合、自動車、IT、医療・容器の3分野への製品供給を中心にしています。売上高の53%が国内向けで、あとは米国23%、アジア23%となっています。ただし、セグメント利益の4分の3は国内からです。
  • 投資家が最終製品に触れる機会の少ない企業であるため、株価は割安に放置されやすい面があります。ただ、予想PER10倍台、PBR0.7倍台はいかにも割安感が強い水準です。前期に為替差益等が膨らみ、今期はその反動を見込んで、最終損益で減益を見込んでいることも影響しているかもしれません。ただ、第1四半期は前年同期比10%の営業増益と、本業面では好調なスタートを切りました。株価は2/27高値である1,471円から3割超下げた水準で、仕込み好機と考えられそうです。

日足チャート

  • ※当社のチャートツールを用いて作成(2015/9/10現在)
銘柄コード 4183 銘柄名
ポイント
  • 1997年に三井東圧化学と三井石油化学工業が合併して発足しました。売上高の構成は、エチレンやポリエチレンなどの石化事業が37%(15年3月期実績)、ペット樹脂など基礎化学品事業が20%(同)、歯科材料など機能化学品が14%(同)となっており、3事業が売上高の大半を占めていますが、利益率の面では自動車部品に使われるエラストマーなど機能樹脂事業が高いのが特徴です。この他、ウレタン事業、加工品事業、フィルム・シート事業などを展開しています。16年3月期第1四半期の連結業績も大幅な増益を確保しました。
  • 化学大手は、原油価格下落の影響が一般的には見極めにくくなっていますが、当社には総じて追い風になっているようです。7/23の高値489円からの下落率は18.4%に達し、予想PER12.4倍、PBR0.98倍と割安感も強くなっています。PBR1倍割れ水準は、底堅さも出てきており、投資チャンスとみられます。

日足チャート

  • ※当社のチャートツールを用いて作成(2015/9/10現在)
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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