東京株式市場では、1月相場が終わりました。
日経平均株価の月末終値は27,001円98銭となり、前月末終値に対し、6.2%下落しました。1/26（水）まで開催のFOMC（米連邦公開市場委員会）を受け、FRB（米連邦準備制度理事会）がよりタカ派的になったことが警戒され、1/27（木）の日経平均株価が841円安になるなど、まさに波乱の年明けでした。

ただ、株価の下落は株主優待や配当を享受しながら中長期で投資を検討する投資家にとっては、買い好機といえるかもしれません。そうした中、今回は2月に権利が確定する株主優待実施銘柄をご紹介します。

2月に株主優待の権利が確定する銘柄は、小売・外食他、生活に密着した業種の銘柄が多く、その株主優待も多彩です。そのため、株主優待に強い関心を寄せる投資家にとっては、要注目の月となるでしょう。

今回は、東証上場銘柄の中から2月に権利が確定し、株主優待について投資家の人気が高く、配当も期待できる20銘柄を選びました。
投資家の皆さんがリスクを分散する際、パッケージ投資がしやすいように最低投資金額を30万円未満としました。

（1）東証上場銘柄であること。
（2）2月（権利付き最終日は原則2/24で一部2/16もあり）に株主優待の権利が確定する予定の銘柄であること。
（3）最低投資金額が30万円未満で、株主優待の権利が確定する銘柄であること。
（4）株主優待の権利を獲得するために、別途継続保有期間の条件がない銘柄であること。
（5）今期会社予想純利益が黒字の見込み。
（6）直前四半期までの累計営業利益が黒字の銘柄であること。
（7）一般信用取引を使ったつなぎ売りができる銘柄であること。
（8）株主優待の金銭換算額が1,000円以上。

上記、すべての条件を満たす銘柄を、投資家の当社WEBサイト閲覧回数が多い順に並べたものが図表1です。

図表１の銘柄については、投資金額が100万円であった場合、複数銘柄への分散投資が可能です。リスクを低減させるために、分散投資を行うことも有効な投資方法の1つでしょう。