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日経平均急落後の反発はどれほど期待できるのか?

2018/7/6

月替わり最初の取引日となった7月2日の日経平均株価は500円近い下落となり、率にして2.21%の下落となりました。そのような中において投資家の取引動向を見ると短期的な戻りを期待する動きが見られました。多く下げた翌日は戻すという経験則によるものと思われますが、過去20年の日経平均株価の動きを調べてみると、大きく動いた日の「翌営業日の動き」には何らかの傾向がありそうです。

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7月2日のeワラント取引動向

表1は7月2日のeワラント売れ筋ランキングです。売れ筋ランキングとはお客様の新規買付金額で20位までの順位をつけたランキングです。日経平均株価が大きく下落した7月2日、相場上昇時に利益を狙えるコール型eワラントの買いがランキングを独占し、相場下落時に利益を狙えるプット型eワラントは1銘柄もランクインしていませんでした。

表1 2018年7月2日のeワラント売れ筋ランキング

順位

銘柄名(権利行使価格/ピン価格)

満期日

1

任天堂 コール 285回 (44,000円)

2018/9/12

2

日経平均 コール 1178回 (22,000円)

2018/9/12

3

日経平均 コール 1147回 (22,000円)

2018/7/11

4

コマツ コール 141回 (3,750円)

2018/8/8

5

日経平均 コール 1154回 (23,500円)

2018/8/8

6

日経平均 コール 1180回 (22,500円)

2018/10/10

7

日経平均 コール 1182回 (23,000円)

2018/11/14

8

日経平均 コール 1179回 (22,000円)

2018/11/14

9

任天堂 コール 280回 (43,000円)

2018/7/11

10

日経平均 コール 1184回 (24,000円)

2018/9/12

11

日経平均 コール 1149回 (22,500円)

2018/8/8

12

日経平均 コール 1188回 (25,000円)

2018/11/14

13

日経平均 コール 1181回 (23,000円)

2018/9/12

14

SBIホールディングス コール 216回 (3,300円)

2019/1/9

15

ブリヂストン コール 69回 (5,000円)

2018/9/12

16

任天堂 コール 294回 (45,000円)

2018/11/14

17

日経平均 コール 1145回 (21,500円)

2018/8/8

18

日経平均 コール 1185回 (24,000円)

2018/11/14

19

塩野義製薬 コール 22回 (5,500円)

2018/11/14

20

日経平均 コール 1176回 (21,000円)

2018/11/14

このランキングから分かるeワラント投資家の相場観は、日経平均株価の急落時にコール型eワラントを買付けているので、日経平均株価の反発です。相場格言に「落ちるナイフをつかむな」と言うものがあります。一段安になることがあるので相場が急落している途中では下げ止まりを確認せよ、ということです。しかし、投資家は「落ちるナイフをあえてつかむ」と言う行動をしています。この行動は合理的なのでしょうか?

過去20年のデータを調べてみると・・・

日経平均株価が大きく動いた日の翌営業日の日経平均株価の動きについて調べてみたのが表2です。対象期間は1998年7月4日から2018年7月3日まで、変動率は日経平均株価の終値を用いています。

表2 日経平均株価が大きく動いた日の翌営業日の変動率

 

当日の変動率

3%以上の上昇

2%以上3%未満の上昇

1%以上2%未満の上昇

1%以上2%未満の下落

2%以上3%未満の下落

3%以上の下落

翌営業日の
変動率

発生回数

102

230

714

596

246

44

上昇回数

48

125

358

309

137

32

下落回数

54

105

356

287

109

12

上昇頻度

47.1%

54.3%

50.1%

51.8%

55.7%

72.7%

下落頻度

52.9%

45.7%

49.9%

48.2%

44.3%

27.3%

最高

9.96%

5.90%

4.55%

5.32%

7.71%

4.20%

最低

-6.79%

-3.83%

-11.41%

-6.35%

-9.60%

-3.46%

平均

-0.23%

0.24%

-0.03%

-0.05%

0.20%

0.43%

表の見方ですが、例えば2018年7月2日の日経平均株価は2.21%の下落でしたが、このように過去2%以上3%未満の下落となったケースは過去20年間で246回(営業日)あり、そのうち翌営業日の日経平均株価が上昇したのは137回、下落したのは109回あったということを意味します(2018年7月3日の変動率は-0.12%で下落となりました)。表1では投資家による「落ちるナイフをあえてつかむ」と言う行動が観察できましたが、大きく下がった日の翌営業日は上昇することが多いという経験則に基づく行動だったのかもしれません。

下げが大きいほど翌営業日は上昇していた

一方で大きく上昇した翌営業日の変動率はどうでしょう。表2からは大きく上げた日の翌営業日は反落するのかと言うとそうでもないことが分かります。しかし、3%以上の下落となった翌営業日には注目です。翌営業日の上昇頻度は44回中32回(72.7%)であり、3%以上下落した日の翌営業日はおよそ7割反発していたことになります。

以上を踏まえると、日経平均株価は大きく下落するほど(特に3%以上)、翌営業日に反発する傾向があり、大きく下落した場合は反発期待のポジションを短期的に保有することに一理はありそうです。とはいえ続落するリスクもありますので、資金を絞ったほうが賢明でしょう。

この点において、小額からレバレッジ投資ができて、しかも最大損失が買付金額に限定できるeワラントには投資手段としての優位点があります。相場の上昇を期待するのであれば表1のようにコール型eワラントを買い付けるだけです。予想通り上昇すれば売却して利益を狙い、予想に反して下落となった場合は損切りの売り又は満期保有するということになりますが、買付金額以上の損失は発生しません。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎(おのだ まこと)

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