今年の10月から住民票を有する一人一人にマイナンバーと呼ばれる個人番号が通知されます。マイナンバーとは、2017
年の1月から社会保障、税、災害対策の行政手続に必要となる個人番号のことです。
マイナンバー導入にあたっては官公庁や金融機関においてシステム投資が行われ、関連する業態にとっては「マイナンバー特需」となる可能性があります。本レポートでは、マイナンバー導入で注目される銘柄などをご紹介しています。まずは少額から投資してみようとお考えなら、是非eワラントをご検討ください!
マイナンバー導入のインパクト |
マイナンバーが必要となる場面として、例えば、子供がいるご家庭での児童手当関係の手続きや年金関係の手続きの際に提示したり、税金を源泉徴収している金融機関や勤務先にも提示する場合などがあります。マイナンバー制度導入にあたっては官公庁や金融機関において、提示を受けたマイナンバーを各種帳票に印字したり、データベースに新規追加保管するなど大規模なシステム変更を伴うことになります。マイナンバーは特定個人情報といういわゆる個人情報よりも厳重な管理が求められており、システムの作りこみや業務フローの見直しなどで情報漏えいを防止する必要がありそうです。
このようにマイナンバー制度の導入は大掛かりな作業が発生する半面、需要が増えるという点においては日本経済にとってはマイナンバー特需発生はポジティブといえるかもしれません。少なくとも官公庁や金融機関にシステム開発・納入実績のある大手システムベンダーには開発特需が発生します。さらに官公庁や金融機関ではマイナンバーに関連した業務やコールセンターの増員も必要となるでしょう。この場合、前述のシステム開発要員に加えてオペレーション・コールセンター要員も必要になりますので人材派遣業にも特需がありそうです。また、マイナンバーを記載したICチップのついたカードの交付も始まることが予定されており、ICカードの発行実績がある事業者にも恩恵があるでしょう。
さらに注目したいのは、制度の認知度をどれだけ上げることができるかという点です。おそらくテレビ広告、新聞広告を中心に多大な広告投入があると思われます。広告代理店や在京キー局、新聞業界、パンフレットやチラシの印刷業者にもマイナンバー特需が発生するでしょう。さらにSNSでの認知向上も謳われており大手SNS運営事業者にも広告収入の恩恵があるかもしれません。
マイナンバー特需で恩恵を受けそうな銘柄にeワラントを使って少額からレバレッジ投資 |
主なマイナンバー特需銘柄として注目されるのは次の表の通りです。
これらの一部の株式にはコールeワラントを通じて少額からレバレッジ投資ができます。
カテゴリー |
証券コード |
銘柄名 |
eワラントでの |
---|---|---|---|
システムベンダー |
6501 |
日立 |
○ |
6701 |
NEC |
○ |
|
6702 |
富士通 |
○ |
|
人材派遣 |
6098 |
リクルートホールディングス |
○ |
ICカード |
4901 |
富士フイルム |
○ |
広告代理店 |
4751 |
サイバーエージェント |
○ |
SNS関連 |
2121 |
ミクシィ |
○ |
4689 |
ヤフー |
○ |
|
4751 |
サイバーエージェント |
○ |
eワラントで投資するならコレ!?
コールeワラントの場合は株価が権利行使価格を大きく上回っている銘柄ほど初心者向けの銘柄となります。マイナンバー特需の恩恵を受けそうな株式を対象とするコールeワラントのうち、権利行使価格が低めになっている銘柄をピックアップしました。
eワラントの値動きは大きいので、例えば買付時から5割上昇したら利食い、2割下落したら損切りするなど売却の目安を考えて投資するのが成功のコツです。
今回のコールくん、プットくんの注目銘柄 |
コールくんが選ぶ〜注目銘柄
日本経済には少なくともポジティブなモメンタムがあると思えるので、日本株はまだ強気なスタンスを持っているよ。注目している賃金上昇に関しては、3日に厚生労働省の発表があって、各種の名目賃金が前年比で上昇傾向が続いているね。基本給与の伸び率が15年ぶりに高いという報道もあったね。まだ物価上昇を上回る伸びではないけど、方向性としてはポジティブだと考えているよ。
今後は消費者信頼感指数にも表れてきて、また日経平均株価上昇のモメンタムに貢献すると思うなぁ。別の報道機関の調査によると、日経平均株価の構成銘柄の純利益が前期比15%も上昇すると予想されているし、日経平均株価の更なる上昇を予想しているよ。
少し権利行使価格が高めのコールにしたけど、満期までの期間が長い分価格変動リスクは抑え目の銘柄を選んだよ。
保有から2週間前後で売却するつもり。
3.20円前後
- ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
日経平均コール876回
日経平均コール855回
日経平均コール856回
日経平均コール877回
日経平均コール872回
- ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。
プットくんが選ぶ〜注目銘柄
昨年12月ごろから、ブレント原油先物価格とWTI原油先物価格の期近物の価格が急に開いてきていることに気付いたんだ。先週金曜日(2/27)の終値では20%以上の差になっていて、日次での終値ベースで20%以上の差がついたのは2012年12月以来みたいだよ。
このところ米国のシェール関連企業が倒産したり、WTIの原油在庫の伸びが鈍化しているとの報道をよく聞くね。ただ、全体の需給が引き締まっているわけではないので原油価格が大幅に反発していく状況ではないと思ってるよ。むしろブレントの価格がWTIに近づいていくんじゃないかと考えたんだ。
権利行使価格がブレント原油先物価格に近い銘柄で満期まである程度期間がある比較的値動きの大きい銘柄なので、目安とする保有期間の1ヶ月くらいの投資を考えるにはちょうど良い銘柄だと思ったよ。
1ヶ月くらい保有して売却するつもりだよ。
6.00円前後
- ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
ブレント原油先物リンク債_2015年9月限プット3回
日立製作所コール139回
WTI原油先物リンク債_2015年12月限コール1回
ブレント原油先物リンク債_2015年9月限プット2回
ブレント原油先物リンク債_2015年9月限プット1回
- ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。
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