10月後半から銅価格が急騰を見せています。その背景には中国の製造業指数が予想外の好調を示していることがあげられます。このまま上昇を続けるのか、はたまた反転急落をみせるのかには大きな注目が集まりそうです。
そもそも銅は現代社会で生産されている多くの製品に使用されています。そのため、銅は世界経済の動向とも密接にかかわっており、原油や金などと合わせてその値動きの要因を把握しておくことは有意といえるでしょう。
そこで本コラムでは、銅相場への投資に必要な基礎情報を簡単に整理するとともに、今後の銅相場に影響を与えると考えられる要因をご紹介いたします。なお、eワラントでは銅相場を対象としたレバレッジトラッカーをご用意しております。レバレッジトラッカーは時間的価値の減少も無く、初心者の方でも扱いやすい銘柄です。この機会にぜひeワラントの活用をご検討ください。
銅価格はどうやって決まる? |
銅の取引はロンドン金属取引所(LME)、ニューヨーク・マーカンタイル取引所、上海金属取引所の3つの主要な市場で取引されており、これらの市場で日々銅相場や銅先物価格が決定されていますが、一般的にはLMEの現物価格が価格の指標となっています。LMEの銅価格推移を表したものが下表となります。
出所:ロイターよりeワラント証券作成
銅は発電、建築、通信、基盤などにかかわる様々な製品に利用されているため、銅価格は景気動向に敏感に反応する傾向があります。特に世界の銅需要の4割を占める中国製造業の動向に連動する傾向があり、これまでの銅価格の下落の要因は中国経済の減速懸念によるものと思われます。
今後の銅価格はどうなる? |
11月1日に発表された中国PMI(製造業購買担当者景気指数)は51.2と予想を上回る改善を見せました。それに伴い、銅価格は急騰し約7ヶ月ぶりに5000ドル/トンを突破しました。中国政府が大規模なインフラ投資を行ったことで、中国内の景況感が回復したことが要因と見られています。今後も景気刺激策の効果が徐々に現れれば、銅の需要が高まり、銅価格の回復に繋がるかもしれません。
しかし、既に中国では不動産バブルが生じているといわれています。不動産から流れた投機的なマネーが銅相場に流れていると考えると、このバブルが崩壊した際には銅価格は反転急落する可能性があることには注意が必要です。
eワラントにはLME銅を対象としプラス5倍、マイナス3倍のレバレッジトラッカーをご用意しています。レバレッジトラッカーは時間的価値の減価がなく、初めてeワラントの取引を行う方でも比較的扱いやすい商品になっています。
銅相場が大きく動いているこの機会に、eワラントでのお取引をぜひご検討ください。
今回のコールくん、プットくんの注目銘柄 |
コールくんが選ぶ〜注目銘柄
三菱UFJFGは11月14日に決算発表を控えているよ。決算発表は株価が大きく動くこともあるけど、レバレッジが効いているeワラントはさらに大きな値動きが発生することがあるよ。邦銀各社はマイナス金利で苦しんでいて、比較的株価は軟調ではあるけれど、好材料が出てくると反発するとみているよ。
この銘柄は現在の相場水準と同程度で、満期までの期間が比較的短めの銘柄だよ。短期的な値上がりを期待するのに適した銘柄だと思って選んだよ。
結果にかかわらず決算発表の翌営業日には売却だよ。
3.5円くらいまで値上がりを期待しているよ。
- ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
米ドルリンク債コール 第714回
富士通プット 第132回
トヨタ自プット 第196回
NTTデータコール 第56回
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プットくんが選ぶ〜注目銘柄
大統領選挙が終わって次のリスクイベントはイタリアの国民投票だと思っているよ。最新の世論調査では反対派が上回っているというね。もし国民投票が否決されたとすると、首相の辞任や野党によるEU離脱運動が活発化するなどが想定されるね。リスクイベントには損失限定のeワラントで備えておくのがよいと思うよ。
権利行使価格が相場水準に近くて、満期日までの期間が短い銘柄は、レバレッジが高く、短期的な急落に備えるのに適しているよ。
12月4日の投開票の結果が判明したら、売却しよう。
日本時間の12月5日に112円を割り込めば7円を超える試算だよ。
- ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
ユーロリンク債プット第394回
ユーロリンク債プット第399回
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