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世界的被害で注目度再上昇! サイバーセキュリティの基礎知識

2017/05/25

5月12日頃から欧米やロシアなどを中心に大規模なサイバー被害が広がっています。日本国内においても企業や病院、行政機関を含めて被害が発生している模様です。被害は世界約150カ国にわたって発生しており、過去最大規模のサイバー被害に警戒感が高まっています。

今日では、スマートフォンやタブレットの普及により、世界中のありとあらゆるヒト・モノがネットワークで繋がっています。情報技術の発達は、利便性の向上という大きな付加価値を与えてくれる一方で、個人のみならず行政や企業が今回のサイバー被害のようなリスクに常にさらされていることを意味します。

サイバー被害のリスクの高まりに伴い、セキュリティ対策の需要が高まっています。米国や日本政府においてもサイバーセキュリティの強化に力を入れており、さらなる需要拡大が期待される分野です。そこで本レポートでは、サイバーセキュリティとはどういうものか基礎知識を再確認します。なお、eワラントではサイバーセキュリティ需要の拡大によって恩恵を受けると考えられる銘柄で構成された「サイバーセキュリティバスケット2eワラント」を取り扱っております。サイバーセキュリティに関連する銘柄に分散投資をしたいとお考えであれば、是非eワラントのお取引をご検討ください!

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サイバー攻撃の現状とセキュリティ技術の基礎知識

企業や行政、個人に被害をもたらしていますが、一言でサイバー攻撃といっても、その手口や目的には様々なものがあります。例えばネットワークに侵入する手口としては、パスワードを解読する、OSやアプリケーションの脆弱性を突いて侵入する、メールやWebサイトを通じて不正なプログラムを送り込むなどの方法が存在します。また、目的で見てみると、ネットワーク内に侵入した攻撃者は、Webサイトやコンピュータ内の情報を破壊・改ざんしたり、データベース内の情報を窃取するなどの行為を行います。5月に発覚した世界的なサイバー攻撃では、侵入したコンピュータ内のファイルが勝手に暗号化され、ファイル復元の対価として金銭=身代金(ransom)を要求されるという被害が相次ぎました。

サイバー被害を防ぐためには、IDやパスワードを複雑なものにして使いまわさないようにする、サーバーやデータベースにアクセス制限を設ける、OSは常に最新のものにアップデートしておくなど、自分でできる対策を行うことが第一ですが、各社が提供しているサービスへの需要が高まっています。有償サービスとして提供されているものとしては以下のようなものがあります。

・アンチウイルスソフト
コンピュータに侵入しようとしたウイルスを検出する、又はコンピュータに侵入したウイルスを駆除・隔離してくれるソフトウェアです。ウイルスは日々進化していますが、アンチウイルスソフトもそれに合わせた機能の強化が行われています。最新のアンチウイルスソフトを導入することで、進化し続けるウイルスに対応することができます。

・ファイアウォール
侵入者を防ぐ「壁」となるシステムです。信頼できるネットワークと信頼できないネットワークの間を出入りするアクセスを監視し、決められたルールを元に通過させたり、破棄したりします。外部からの侵入を未然に防止するだけでなく、内部から外部への不正な情報の持ち出しを制御するために利用される場合もあります。

・ワンタイムパスワード
スマートフォンアプリやトークンと呼ばれるハードウェアを用いて、一度しか使えないパスワードを発行・利用します。利用のたびにパスワードが変更されるので、固定パスワードに比べて堅牢性が高くなります。既に銀行のオンライン決済などで利用されています。

・生体認証(バイオメトリクス)
指紋や静脈、虹彩などユーザーの身体的特長そのものによって個人を特定する認証方式です。指や手のひらの静脈で認証を行う銀行のATMが代表例です。また、不正利用が困難になるため、サーバールームや金庫など特に機密性の高い場所の物理セキュリティにも多く利用されています。

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サイバーセキュリティバスケット2eワラントで少額から分散投資

サイバー攻撃によるリスクの高まりに伴い、サイバーセキュリティは世界中で重要性が高まっています。特に、この分野においては米国企業が技術面で先行しており、関連する米国株もポートフォリオに組み込みたいところです。ただし、関連銘柄への投資にあたって、個別株式1銘柄に投資するには、主に以下の2つの理由から大きなリスクが伴うといえます。

1.技術の革新スピードが速い分野であるため、個々の企業の持っているノウハウが他社の技術革新により陳腐化して、短期間のうちに競争力が大幅に失われる可能性がある。
2.サービスを提供する企業のセキュリティそのものがサイバー攻撃の対象となる可能性がある。仮にセキュリティが破られた場合には、信用が大きく失墜して事業に重大な影響を与える可能性がある。

そのため、サイバーセキュリティのテーマに投資したいと考えるのであれば、リスク分散のために有望視されている複数の企業に分散して投資を行うことも一案です。ただ、その場合には多額の投資元本が必要となることもあります。

サイバーセキュリティバスケット2eワラントは、独自に選別したサイバーセキュリティに 関連する外国株の8銘柄に、小額でレバレッジをかけた投資を、損失限定でできる有価証券です。サイバーセキュリティバスケット2eワラント1銘柄を保有するだけで、成長が見込める分野で世界的なシェアを持つ外国企 業にバランスよく投資をすることができます。 サイバーセキュリティバスケット2eワラントの構成銘柄は以下の通りです。

コード 銘柄名 銘柄概要
CHKP.OQ チェック・ポイント・ ソフトウェア・テクノロ ジーズ イスラエルに本社を置き、セキュリティー対策のソフトウェア・ハードウェアを開発。ネットワークセキュリティ機器市場では、世界最大手のひとつ。
CYBR.OQ サイバーアーク・ソフトウェア イスラエルに本社を置くセキュリティソフトを提供する会社。企業の特権者だけが操作可能なアカウントのセキュリティを高めるソフト等を提供。
FEYE.OQ ファイア・アイ 米国に本社を置くネットワークセキュリティサービス提供会社で、「適応型防御」を提唱しサイバー攻撃の検知、対処、脅威からの保護を支援。
FTNT.OQ フォーティネット 米国に本社を置くネットワークセキュリティ機器市場における世界大手。次世代ファイヤーウォールや統合脅威管理の機器を提供。
IMPV.N インパーバ 米国に本社を置く、データセンター内に存在するビジネスデータを保護するデータ・セキュリティ・ソリューションを開発する会社。
PANW.N パロアルトネットワークス 米国に本社を置き、ネットワークセキュリティサービスを提供。次世代型ファイヤーウォールの先駆者として市場から高評価を得ている。
QLYS.OQ クオリス 米国に本社を置く、企業向け脆弱性診断及び管理サービスを提供する会社。クラウドセキュリティとコンプライアンス・ソリューションを提供。
SYMC.OQ シマンテック 米国に本社を置く、コンピューターウイルス対策ソフトウエア最大手。米PEのシルバーレーク・マネジメントから5億ドルの出資受け入れ。
サイバーセキュリティバスケット2と日経平均株価

(2017年4月3日を100として指数化、2017年5月16日まで)

出所:ロイターよりeワラント証券投資情報室作成

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今回のコールくん、プットくんの注目銘柄

コールくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

爆買いはもう期待できないかもしれないけど、訪日外国人は増えているよ。7月から8月が一番増える時期だからインバウンド関連銘柄としてオリックスを挙げてみたよ。オリックスは中国の電子決済サービス大手アリペイと提携しているし、レンタカー事業もあり、訪日外国人のニーズに合う事業を展開しているね。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

数カ月程度の上昇を想定して権利行使価格が低いこの銘柄を選択したよ。

保有期間の目安

7月末までを想定しているよ。

目標売却価格(買気配値)

4.5円以上で売却したいね。

  • ※あくまでも現在の市場動向から推測した目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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フェイスブック コール 第56回
フェイスブック コール 第55回
三井金コール 第2回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

プットくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

マザーズ指数は今年に入って950〜1100ポイントのレンジで推移しているけど、今はその上限付近に位置しているよ。レンジを越えてくる可能性もあるとは思うけど、今回は上昇一服で戻り売りに押される展開を予想するよ。政治リスクがまた高くなってきているし、リスク回避の動きから新興市場から資金が逃げていく可能性もあるね。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

この銘柄は6月14日が満期だよ。マザーズ指数が1000ポイントを短期間のうちに下回れば大きく上昇するかもしれないね。

保有期間の目安

1週間程度を予定しているよ。

目標売却価格(買気配値)

満期に950ポイントで1円となる試算だよ。そこを目標とするね。

  • ※あくまでも現在の市場動向から推測した目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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Vテクコール 第12回
任天堂コール 第239回
韓国200種株価指数 コール 第224回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

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ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
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詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。

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