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マーケット > レポート > ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた >  3月20〜21日に迫ったFOMCの傾向と対策

3月20〜21日に迫ったFOMCの傾向と対策

2018/03/15

3月9日に発表された2月の雇用統計では、注目された賃金の伸びは前月に比べ鈍化したものの、雇用者数が予想を大きく上回り、相変わらず米国労働市場は堅調であることが明らかとなりました。これを受けて今月20日から21日の日程で行われるFOMC(米連邦公開市場委員会)では、FRB(米連邦準備制度理事会)は3ヶ月ぶりとなる追加利上げを行うことが確実視されています。

また、議長として初のFOMCを控えるパウエルFRB議長は、先月行われた議会証言の場で段階的な利上げを実施する方針を堅持することを表明しています。前任のイエレン氏同様、政策金利の引き上げにあたって市場に十分織り込ませにかかっている印象です。

とはいえ、過去の利上げ局面を見てみると、利上げ決定を機に相場のトレンドが大きく変わることもあるので注意は必要です。そこで本コラムでは、これまでのFOMC前後の為替相場の値動きを改めて振り返ると共に、今回のFOMCを活かした投資アイディアをご紹介します。

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利上げ決定後は円高ドル安に?

政策金利の変更に反応しやすい相場の一つに為替相場が挙げられます。例えば米ドル対円相場を考えたときに、日本の金融政策に変更がなく、米国の政策金利が引き上げられた場合には、一般的には、相対的に金利が高い米ドルが選好されて、円安米ドル高となると考えられます。しかし、過去の利上げ局面を見ると、必ずしもそうではないと言えそうです。

図1は、2015年から2018年3月12日までの米ドル対円相場のチャートです。チャート上の○印はFOMC終了後に政策金利が発表された日を表しており、特に赤色の○印は利上げが発表された日を示しています。

金融緩和の縮小以降、FRBは5度の追加利上げを決定してきましたが、そのうち4度の会合前後で米ドルは短期的なピークをつけ、その後下落トレンドに転じていることがわかります。要因としては、堅調な米国経済の成長に加え、イエレン前議長が時間をかけて市場に緩やかな利上げ方針を伝えてきたことで、市場では同月の追加利上げが確実視されており、為替相場では円安米ドル高が事前に織り込まれていたことが考えられます。そのため、いわゆる「噂で買って、事実で売る」動きから、イベント通過後には逆に円高ドル安が進行した可能性があります。ただし、サンプル数が少なく、統計としては不十分である点にはご注意ください。

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3月FOMCを控えた投資戦略

図2は金利先物取引に織り込まれているFOMCにおけるFRBの金利誘導目標、つまり米国の政策金利水準の発生確率です。現在の誘導目標が1.25%〜1.50%ですので、3月のFOMCで1.50%〜1.75%となる確率、つまり今月21日に追加利上げが発表される確率は9割ほどあり、現状維持となる1.25%〜1.50%となる確率は約1割程度に留まっている状況です。市場関係者の多くが利上げを見込んでいると言えそうです。

これまでの傾向同様に、イベント通過後に円高米ドル安に転じると考えるのであれば、それを投資に活かしてみるのもよいでしょう。相場が大きく動くことが想定されるイベントが分かっているのであれば、追証のリスクがなくてレバレッジ投資が可能なeワラントの出番です。

具体的には、FOMCの2日目が行われる3月21日のeワラント取引時間中に米ドル(リンク債)を対象とするプット型eワラントを買い付けておき、下落トレンドが続く限り保有します。トレンドが上昇に転じたら、早めに手仕舞いしましょう。銘柄を選ぶ際のポイントとしては、トレンドは数日から数週間程度続く可能性があるため、満期までの残存期間は1ヶ月以上あるものがよいでしょう。権利行使価格は21日の米ドル対円相場に近い又はそれ以上の銘柄を選び、相場水準よりも極端に低い銘柄は避けた方が良いでしょう。

リスクとしては、米ドル対円相場が上昇した場合やあまり動かなかった場合にはプット型eワラントの価格が下落してしまう点が挙げられます。特に、長期的な金利見通しはいまだ不明確な部分も多く市場には十分に織り込まれていない可能性があります(図2 ピンクのグラフ)。FRBメンバーの将来的な金利見通し(いわゆるドット・チャート)など、発表された内容がタカ派的と受け止められれば、米ドル高を招く恐れがあります。発表内容は詳しく見ておいたほうが良さそうです。

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今回のコールくん、プットくんの注目銘柄

コールくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

米朝首脳会談実施の方向性が定まったことで、地政学リスクの後退が好感された韓国の株価は上昇トレンドに転じているよ。実現含め詳細はまだ決まっていないけど、中間選挙を控えて実績をアピールしたいトランプ大統領としてはしばらく緊張緩和ムードを演出するだろうから、トレンドはしばらく続くと思っているよ。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

会談の目安である5月頃までトレンドが継続することを想定して銘柄を選択したよ。

保有期間の目安

トレンドが継続する限り保有を続けるつもりだよ。

目標売却価格(買気配値)

4月末にKOSPI200が335ウォンで、5.3円程度となる試算だよ。

  • ※あくまでも現在の市場動向から推測した目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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韓国200種株価指数 コール 第232回
ダウ・ジョーンズ工業株価平均 コール 第357回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

プットくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

上のコラムにあるようにFOMCを機に米ドルが下落に転じると思って米ドルのプットを選んだよ。目先の米ドル対円相場は底を打ったようにも見えるので、相場が戻ってきたところで早めに仕込んでおくのも良いかもしれないね。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

相場水準より権利行使価格が高めの銘柄なので、しばらく保有しても時間経過による価格下落の影響は比較的小さいよ。

保有期間の目安

イベント通過後2週間程度のうちに反発を確認したら手仕舞い売りをしたいところだね。

目標売却価格(買気配値)

6.5円を目標売却価格とするよ。

  • ※あくまでも現在の市場動向から推測した目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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米ドルリンク債 プット 第820回
ユーロリンク債 プット 第455回

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