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半導体株の調整は終了!?年明けの材料も豊富で注目できそう!!

2017/12/22
投資調査部 榮 聡

11/29(水)に急落して、しばらく調整モードが続いていた半導体株指数に動意があり、注目できるでしょう。12/19(火)のマイクロンテクノロジー決算は、半導体市場の「スーパーサイクル」の可能性を示唆するほか、年明けの株価材料が豊富で、半導体株が反転上昇する可能性に注目できそうです。

図表1:半導体株とテクノロジー株に投資するETF(上場投資信託)

取引 チャート コード 銘柄
買付 チャート SMH ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF(SMH)
買付 チャート IXN iシェアーズ グローバル テック ETF(IXN)

※当社WEBサイトをもとにSBI証券が作成

半導体株指数は底入れか?

11/29(水)に急落して、しばらく調整モードが続いていた半導体株指数に動意があり、注目できそうです。

半導体株指数は11/24(金)の高値から12/4(月)の安値まで8.5%下落(終値ベース)、2週間程度は底値圏でのもみ合いが続きましたが、12/15(金)から反発を窺う動きとなっています(図表2)。

半導体株については、12/1(金)掲載の「半導体株が急落!!再び買い場となるのか!?」で、株価の急落はファンダメンタルズの要因というよりは、市場内部の要因による可能性が高いことを示し、このため、株価の上昇過熱感を冷ませば、比較的早く反発に転じる可能性があることを示唆しました。ほぼ、筆者のイメージに沿った展開となっています。

さらに、12/19(火)には、半導体メモリー専業のマイクロン テクノロジー(MU)の9-11月期決算が発表され、実績・12-2月期ガイダンスとも市場予想を大幅に上回りました。詳しくは、12/20(水)掲載の「アメリカNOW! フラッシュ 〜再び市場予想を上回ったマイクロン決算、半導体株の上昇余地を示唆!?〜」をご参照ください。

この決算で注目したいのは、利益の水準が予想を上回ったこともさることながら、決算発表前の市場コンセンサスが9-11月期64億ドルから12-2月期62億ドルへ売上減少を想定していたのに対して(年末商戦を経る季節性のため減少するのが普通です)、マイクロンテクノロジーは、それぞれ68億ドル、70億ドル(ガイダンス中央値)と前四半期比増加のガイダンスを出してきたことです。

半導体市場が「スーパーサイクル」入りする可能性を示す有力な事例で、半導体株の上昇余地を示唆していると言えるのではないでしょうか。

年明けの株価カタリストは豊富

さらに、半導体株については、年明けの株価材料が豊富です。

まず、1月第1週に米半導体工業会(SIA)が、11月分の世界半導体売上高を発表します。10月分は371億ドルで、前年比22%増、8ヵ月連続で月間売上の過去最高を更新しました。18年は15年のように反落するのではなく、17年後半の水準が維持されるかどうか注目されていますが、それを占うのに11月分も注目されます(図表3)。

次に、1/8(月)にサムスン電子が17年10-12月期の業績概要を発表する予定です。現在、同社の業績は半導体部門が牽引して伸びているため、好業績の持続となれば半導体株への物色意欲を高める可能性があります。

尚、同社株価は12/21(木)に下落が目立ちました。Bloomberg報道によると、韓国のハイ投資証券が12/20(水)のレポートで10-12月期の営業利益予想を16.5兆ウォンから15.7兆ウォンに引き下げたことが要因のようですが、ウォン高と賞与の負担を織り込んだことが修正要因で、半導体市場の変調といったことではないようです。

さらに、1/9(火)〜12(金)には、米国で世界最大の家電見本市、「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」が開催されます。昨年はアマゾンのスマートスピーカー「エコー」が話題を集め、これも実現には半導体が深く関わっています。今回も同様の展開が期待できるでしょう。

また、今回の基調講演には、昨年のエヌビディアに代わりインテルのブライアン・クルザニッチCEOが登壇します。同社による業績巻き返しの象徴となるか、これも注目です。

このほか10-12月期決算発表の早いほうで、半導体製造装置のラムリサーチの決算が1/16(火)、プログラマブルICのザイリンクスの決算が1/17(水)などが予定されています。

半導体株に広く分散投資できるETFとして、図表1にあげた「ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF(SMH)」が注目できるでしょう。また、半導体株を含む「iシェアーズ グローバル テック ETF(IXN) 」にも注目できるでしょう。

図表2:フィラデルフィア半導体株指数とS&P500指数

注:最後のデータは、12/21(木)です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:世界の半導体売上、18年は17年後半の水準が維持できるか注目

注:世界の半導体の月次売上高の推移です。最後のデータは、17年10月です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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