SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 16:47:03

マーケット > レポート > 広瀬の外国株式・海外ETFデビュー講座 > 【海外ETF】NISAと相性が良いETF

【海外ETF】NISAと相性が良いETF

2016/05/30

NISAは、良い制度だから、使わないと損!

今日はNISA(ニーサ)とETFは相性が良いという話をしたいと思います。

でもその前に「そもそもNISAって何?」ということを簡単に説明します。

NISAとは?

NISAとは、少額投資非課税制度を指します。

投資を始めたばかりの人が、自分の財産を、これからこつこつ積み上げてゆく……その第一歩を踏み出しやすいように、政府が支援しましょう! という制度だと思ってください。

具体的に政府がどう支援するか? と言えば、それは「投資を始めたばかりの人からは、その投資で得た利益に対する税金を取りません!」という、まことに温情に溢れる措置なのです。

NISAが生まれた事情

なぜ日本政府はそんな措置を講じるのでしょうか?

それはひとりでも多くの国民に、銀行預金以外の利殖の仕方を覚えてもらい、老後のための蓄えなどを、早くから準備する習慣をつけて欲しいと政府が願っているからです。

日本政府は、もちろん皆さんが安心して老後を過ごせるように全力を尽くしているわけですが、皆さんもご承知のように、少子高齢化社会がどんどん進行しているので、いずれ政府が出来ることには限界が来ます。

またNISAを通じて株式市場におカネが流れると、それは株式市場を活性化し、ひいては企業も元気になります。高株価を享受している会社の経営者は、先行投資や新卒の採用などにも積極的になるわけです。

NISAは「ひとり1口座」だけ

さて、「投資を始めたばかりの人からは、その投資で得た利益に対する税金を取りません!」というからには、まず誰が初心者かを特定しないといけません。
またこの制度を悪用されないように「ひとり1口座」の原則を貫く必要があります。

その関係で、NISA口座を開設するためにはマイナンバーの提出が必要になります。

また既に証券会社に口座を持っている投資家も、NISA口座だけは別に開設する必要があるのです。

NISAのルール

NISAを使って投資し、上場株式や株式投資信託を売却し、売買益(=キャピタルゲイン)が発生した場合、1回に限り非課税となります。

た配当金や分配金が入った場合、5年間非課税になります。

初年度に投資できる金額の上限は120万円です。

NISAの利点をじゅうぶんに引き出す投資法とは?

さて、ここからが重要なポイントになるわけですが、売買益に対する税の控除は、1回しか使えないという点に注目してください。

もちろん買ってすぐに売るということはNISA口座内で許されているわけですし、何回売買してもそれは投資家の勝手なのですが「非課税になるのは最初の1回だけですよ」というわけです。つまりNISA口座はデイトレなどでドタバタ売り買いを繰り返すのには全く不向きな口座だということです。

もっとハッキリ言えば、1回買ったら、5年間保有し続けることが出来るような銘柄が良いということなのです。

5年という歳月は、短いようで、とても長いです。

普通、アメリカの場合、5年に1回くらいの割合で景気後退(リセッション)が来ると言われているわけですから、NISAでの投資は景気後退が来てもそれに耐え、持ち続けられるような銘柄でなくてはいけません。

個別企業の場合、5年間の決算で一度も投資家の落胆を誘うようなミスが無い企業となると、そうそう多くは存在しません。

そう考えてくると、NISAでの投資に適した銘柄の選択というのは、殆ど「無理ゲー」の世界に思えてくるのです。

そんなとき、ETFはとても力強い味方になると思います。なぜならETFは沢山の銘柄がひとつのバスケット(かご)に入った状態なわけですから、そのうちのひとつやふたつの企業が悪い決算を出し、あるいは倒産するようなことがあっても、全体に与える影響は「かすり傷程度」だからです。

NISAで投資できる金額が120万円という点も、カギになると思います。なぜならその金額では十分にリスク分散されたポートフォリオを構築する、もっと平たく言えば、あれこれ色んな銘柄を購入するには限度があるからです。

その点、ETFは数百銘柄組み入れられている場合も珍しくありません。だからそれひとつで分散効果が得られるのです。

目移りして、どれが良いかわからない人へ

さて、私が考えるETFの大きな問題として、沢山種類がありすぎるということがあります。どれを選んでよいのか迷ってしまうし、銘柄名も、わかりにくいですね。

そこで最後に、長期保有の投資家に人気がある、純資産が大きくて、費用比率が低いETFを、私の独断と偏見で列挙しておきます。

名称

コード

費用比率

概略

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

VTI

0.05%

米国の市場全体をまるごと買うETF

バンガードFTSEエマージング・マーケットETF

VWO

0.15%

新興国をまるごと買うETF

バンガードS&P500 ETF

VOO

0.05%

米国S&P500指数に連動

バンガードFTSE先進国(除く北米)ETF

VEA

0.09%

北米を除く先進国をまるごと買うETF

iシェアーズMSCI ACWI ETF

ACWI

0.33%

世界をまるごと買うETF


今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本レポートは、コンテクスチュアル・インベストメンツLLC社(以下、「CI」と称します)により作成されたものです。
  • 本レポートは、CI が信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、CIはその正確性、完全性を保証するものではありません。
  • ここに示したすべての内容は、CIで入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。
  • CIは、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない場合があります。
  • 本レポートは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の金融商品の売買あるいは特定の金融商品取引の勧誘を目的としたものではありません。
    また、本レポートによる情報提供は、投資等に関するアドバイスを含んでおりません。
  • 本レポートにおいて言及されている投資やサービスは、個々のお客様の特定の投資目的、財務状況、もしくは要望を考慮したものではありませんので、個々のお客様に適切なものであるとは限りません。
  • 本レポートで直接あるいは間接に取り上げられている金融商品は、株価の変動や、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化、金利・為替の変動などにより投資元本を割り込むリスクがありますが、CIは一切その責任を負いません。
  • CIは、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。
  • CIは、本レポートの論旨と一致しないレポートを発行している場合があり、また今後そのようなレポートを発行する場合もあります。
  • CIは、本レポートに記載された金融商品について、ポジションを保有している場合があります。
  • 本レポートでインターネットのアドレス等を記載している場合がありますが、CI自身のアドレスが記載されている場合を除き、ウェブサイトの内容についてCI は一切責任を負いません。
  • 本レポートの利用に際しては、お客様ご自身でリスク等についてご判断くださいますようお願い申し上げます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.