SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-12-10 17:46:22

マーケット > レポート > 広瀬の外国株式・海外ETFデビュー講座 >  米国株式市場の見通し

米国株式市場の見通し

米国株式市場の見通し

2018/04/17

去年の年末に2018年の投資戦略について書いて以来、米国株式市場の投資戦略について書く機会がありませんでした。ちょうど第1四半期が終わったので、今回は全体的な投資戦略を見直してみたいと思います。

1 金利と企業業績

米国の長期金利は2018年に入ってから上昇傾向にありましたが、このところは安定的に推移しています。10年債利回りは2.80%前後で推移しています。これは株式にとって支援的です。

米国を代表する株価指数であるS&P500指数の2018年の一株当たり利益(EPS)予想は現在157.77です。

去年の末に「2018年の投資戦略」を述べた際、この数字は146.17でした。つまり大幅な上方修正が入ったのです。実際、第1四半期中のS&P500のEPSの上方修正は+7.1%でした。
言い換えれば米国企業の業績は、すこぶる好調なのです。その原因は少なからず去年のクリスマス直前に成立した税制改革法案にあります。

2 バリュエーション、利上げとボラティリティ

これを書いている4月12日現在のS&P500指数は2663.99なので、2018年のコンセンサスEPSである157.77で割算すると株価収益率は16.9倍ということになります。過去5年の平均が16倍であることを考えると米国株式市場のバリュエーション(株価評価)は、決して割高すぎないと思います。

米国経済が好調なため、今年、連邦準備制度理事会は3回の利上げを行うと見られています。米国の政策金利であるフェデラルファンズ・レートは今年末の時点で2.25%前後まで上昇するわけです。株式は、このような金利上昇を克服しなければいけません。今後発表される決算がコンセンサス予想に沿うものであれば、株式市場が金利上昇の逆風を克服し上昇することは可能だと思います。ただ、2月以降すでに見られている現象ですが、市場のボラティリティ(=マーケットのブレのこと)は、2017年に比べればやや高く推移することが予想されます。

2 決算発表シーズンへの期待

これから2018年第1四半期の決算発表シーズンに突入します。下のチャートの2018年1Qのところを見て頂きたいのですが、今回は前年比+17.5%の成長が見込まれています。

もしこの高い期待に沿うカタチで良好な決算が発表されれば、市場参加者は安堵し、米国市場を買い進むと考えられます。つまり夏にむけて相場は高いと予想します。

セクター的には、このところやや調子を崩した観のあるネット株やハイテク株にバーゲン・ハンターが参戦すると考えています。

外国株式口座開設外国株式お取引

著者

広瀬 隆雄(ひろせたかお)

コンテクスチュアル・インベストメンツLLC マネージング・ディレクター

グローバル投資に精通している米国の投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCでマネージング・ディレクターとして活躍中。
1982年 慶応大学法学部政治学科卒業。 三洋証券、SGウォーバーグ証券(現UBS証券)を経て、2003年からハンブレクト&クィスト証券(現JPモルガン証券)に在籍。

広瀬 隆雄

免責事項・注意事項

  • 本レポートは、コンテクスチュアル・インベストメンツLLC社(以下、「CI」と称します)により作成されたものです。
  • 本レポートは、CI が信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、CIはその正確性、完全性を保証するものではありません。
  • ここに示したすべての内容は、CIで入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。
  • CIは、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない場合があります。
  • 本レポートは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の金融商品の売買あるいは特定の金融商品取引の勧誘を目的としたものではありません。
    また、本レポートによる情報提供は、投資等に関するアドバイスを含んでおりません。
  • 本レポートにおいて言及されている投資やサービスは、個々のお客様の特定の投資目的、財務状況、もしくは要望を考慮したものではありませんので、個々のお客様に適切なものであるとは限りません。
  • 本レポートで直接あるいは間接に取り上げられている金融商品は、株価の変動や、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化、金利・為替の変動などにより投資元本を割り込むリスクがありますが、CIは一切その責任を負いません。
  • CIは、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。
  • CIは、本レポートの論旨と一致しないレポートを発行している場合があり、また今後そのようなレポートを発行する場合もあります。
  • CIは、本レポートに記載された金融商品について、ポジションを保有している場合があります。
  • 本レポートでインターネットのアドレス等を記載している場合がありますが、CI自身のアドレスが記載されている場合を除き、ウェブサイトの内容についてCI は一切責任を負いません。
  • 本レポートの利用に際しては、お客様ご自身でリスク等についてご判断くださいますようお願い申し上げます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

総額300万円山分け 入庫キャンペーン
お客さまサポート

よくあるお問合せ
・口座開設の流れ
・NISA関連のお問合せ
・パスワード関連のお問合せ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 国内信用デビュープログラム 年末年始大感謝祭 期間限定で最大20万円キャッシュバック!

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、
一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.