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2024-03-29 09:35:39

マーケット > レポート > 特集レポート >  NISAを活かす選択!米国株式投資のデビュー銘柄は?

NISAを活かす選択!米国株式投資のデビュー銘柄は?

2014/3/5   SBI証券

NISAを利用して当社で米国株式投資を始めた方のデビュー銘柄を目的別に3グループにまとめてみた。

投資スタイル、資金使途、リスク許容度によってNISAの活用方法は異なってくる。

それぞれのグループの狙いを考えることで、皆さまの投資スタイルや目的に沿った銘柄も見つけやすくなるだろう。

今回は、当社のNISA口座で外国株式取引を新たに開始されたお客様が購入した人気の30銘柄(米国株式と米国ETFが対象、1月データ) を、グループ分けして紹介したい。

まず図1だが、投資における切り口をマトリックス化したものである。縦軸と横軸は以下のように定義している。
縦軸 : キャピタルゲイン(値上がり益)を重視するか、インカムゲイン(配当利回り)を重視するか
横軸 : 投資先を絞り込むか、投資先を幅広く分散するか

例えば、このマトリックスの右上に近づけば近づくほど 『株価の変動率が大きい銘柄に絞り込んで投資する、ハイリスク・ハイリターンなスタイル』になるし、逆に左下に近づけば近づくほど、『広く分散投資し、株価は大きく変動しない代わりに配当(分配金)を狙う、リスクを低く抑えた堅実なスタイル』 になる。

図1
投資における切り口をマトリックス化したもの

図の中の1〜3の番号は、当社のNISA口座で外国株式投資を始められた方が選んだ、いわゆるデビュー銘柄の位置を、グループに分けて示したものだ。投資スタイルや、資金使途、リスク許容度が異なる投資家の皆さまが、どのような狙いでNISAを活用しているかがわかるため、まだNISAでの外国株式投資を始めたことがない方にも参考にして頂けるのではないだろうか。

(マトリックス上の位置や分類はあくまで筆者の主観であり、仮に多少違和感があったとしても、ご容赦頂ければ幸いである)

グループ1:NISAを攻めに使う!
成長力のある個別銘柄や優良銘柄への投資で、値上がり益の最大化を狙う!

米国企業の成長力やブランド力に投資を行い、NISAで値上がり益の最大化を狙う戦略である。
新陳代謝の良さは米国株式市場の大きな特徴で、グローバル規模の新しいビジネスが次々とアメリカで生み出されて、わずか数年のうちに巨大な企業へと育っていくスピード感はまさに圧巻の一言である。ただし表1で紹介しているような若い企業のビジネスは、成長する場合においても失速する場合においてもとにかく急激に変化するため、株価の変動率も大きくなりがちである。

NISAは値下がり分を損益通算できないため、こういった値動きの激しい株式には必ずしも適していないとされている。しかし、短期的には株価変動のリスクが大きい銘柄であっても、5年間の長期投資であれば、そのリスクをある程度緩和することができるだろう。もし皆さまがその企業の5年後の成長に強い確信が持てるようであれば、中長期的な成長によってもたらされる大きなリターンを、NISAで最大化することができるかもしれない。

また、表2にあるようなブランド力の高い優良銘柄への投資であれば、比較的穏やかな成長と、ブランド力に裏打ちされた豊富なキャッシュフローがもたらす配当の両面から、NISAの恩恵を受けることも可能だろう。

表1

銘柄

コード

株価
(2/24)

60日ボラ
(変動率%)

配当合計
(過去12か月)

配当利回り
(%)

ETF経費率
(2/24、%)

株価リターン

3ヶ月

6ヶ月

1年

3年

AMZN

346.76

34.9

n/a

n/a

 

▲7.9%

+21.20%

+33.40%

+95.10%

GOOG

1203.79

20.7

n/a

n/a

 

+15.10%

+38.90%

+52.20%

+97.70%

TSLA

209.64

64

n/a

n/a

 

+73.50%

+27.70%

+508.90%

+830.50%

NUS

80.05

86.7

1.2

1.5

 

▲35.3%

▲7.1%

+107.10%

+151.40%

ARIA

8.87

100.1

n/a

n/a

 

72.60%

▲54.0%

▲58.2%

+52.10%

TWTR

55.92

92.3

n/a

n/a

 

+43.20%

n/a

n/a

n/a

FB

68.59

44.9

n/a

n/a

 

+53.00%

+65.90%

+151.50%

n/a

表2

銘柄

コード

株価
(2/24)

60日ボラ
(変動率%)

配当合計
(過去12か月)

配当利回り
(%)

ETF経費率
(2/24、%)

株価リターン

3ヶ月

6ヶ月

1年

3年

AAPL

525.25

27.2

12.2

2.3

 

+0.30%

+4.40%

+18.60%

+53.20%

KO

37.18

17.5

1.1

3

 

▲7.9%

▲2.5%

▲1.4%

+16.40%

PG

77.97

15.3

2.4

3.1

 

▲8.7%

▲0.7%

+2.70%

+23.70%

JNJ

91.52

15.6

2.6

2.9

 

▲4.3%

+4.60%

+21.10%

+51.90%

CVX

112.68

17.4

4.0

3.5

 

▲8.9%

▲5.2%

▲0.8%

+10.40%

  • (Bloombergデータを基にSBI証券作成)

グループ2:NISAを守りに使う!
高配当銘柄への投資で、NISAのメリットを確実に活かす!

株価よりもある程度動向を予想しやすい配当金に狙いを絞って、NISAのメリットを確実に活かす戦略である。
リスク商品である以上、株式の値上がり益を完全にコントロールすることは難しい。そこで、より計算が立てやすい指標として、配当利回りを投資の目安にされる方は多い。特に長期保有が前提となるNISAにおいて、配当金が非課税となるメリットは想像以上に大きいものだ。

簡単な事例(投資期間5年/配当利回り6%/税率20%/配当金は全て再投資/株価変動無し)で計算してみると、NISAを使用した場合のリターンが+34%になるのに対して、NISAを使用しない場合は+26%にとどまることがご確認頂けるだろう。

実際には、配当金にかかる国内分の税金(20%強)がNISAにより非課税となる一方で、米国において源泉徴収される分の税金(10%)は非課税とならない点にはご注意頂く必要がある。とはいえ、NISAの活用により、上のようにリターンに確実に差が出ることは間違いない。高配当銘柄(およびETF)は、NISAのメリットを確実に活かす選択肢として有力だろう。

表3

銘柄

コード

株価
(2/24)

60日ボラ
(変動率%)

配当合計
(過去12か月)

配当利回り
(%)

ETF経費率
(2/24、%)

株価リターン

3ヶ月

6ヶ月

1年

3年

SDRL

36.83

26.2

3.6

9.7

 

▲13.3%

▲16.2%

+1.90%

▲1.3%

T

32.8

16.8

1.8

5.5

 

▲7.3%

▲3.0%

▲6.8%

+17.50%

PFF

38.42

6.6

2.4

6.4

0.48

+0.90%

+1.70%

▲4.3%

▲2.2%

IFGL

30.37

24.1

3.6

11.9

0.48

▲8.3%

▲4.0%

▲6.8%

▲2.1%

VYM

61.32

11.4

1.7

2.9

0.1

▲0.8%

+7.00%

+17.00%

+40.10%

JNK

41.15

4.1

2.4

5.9

0.4

+1.20%

+3.90%

+1.00%

+1.80%

HYG

94.17

3.9

5.6

6

0.5

+0.90%

+3.10%

+0.80%

+2.60%

  • (Bloombergデータを基にSBI証券作成)

グループ3:NISAをバランス良く使う!
ETF投資で手軽に分散投資を実現し、長期的な資産形成の柱とする!

ETFの活用によって分散されたポートフォリオを長期的な資産形成の柱とする戦略である。
ETFは初心者から上級者まで愛用されている懐の深い商品で、幅広く分散したポートフォリオを構築する上で少ない手数料で、時間と手間を大幅に節約することができる。

例えば、リスクを取る役割はグループ@の個別銘柄に任せて、表4でご紹介しているETFでヨーロッパや新興国に投資すれば、手軽に世界全体の株式をカバーすることができるだろう。1本で数百銘柄、あるいは数十ヶ国に投資するETFをほんの数本組み合わせるだけで、国際分散投資を実現できるのは、ETFの大きな魅力の一つである。

このようなポートフォリオは、個別銘柄に投資したときのような+10%、+20%といった大きなリターンを一度に得ることはできないため一見派手さには欠けるが、その代わり、長期的に着実なリターンをもたらしてくれる可能性が高い。広く国際的に分散されたポートフォリオは、世界の人口増加や経済発展といった、構造的な成長に投資しているのと似た意味を持っているからである。このようなポートフォリオを中長期的な資産形成の柱に据えてNISAで運用する手法は、大変リーズナブルな投資戦略だと言えるだろう。

逆に、特定の地域や成長分野など投資対象をある程度絞り込んだETFを活用することによって、高いリターンを狙うことも可能になる。

このように、ETFを上手に活用することは、投資の幅をぐっと広げることに繋がると言えるだろう。

表4

銘柄

コード

株価
(2/24)

60日ボラ
(変動率%)

配当合計
(過去12か月)

配当利回り
(%)

ETF経費率
(2/24、%)

株価リターン

3ヶ月

6ヶ月

1年

3年

VT

59.11

12.9

1.2

2.1

0.19

+1.50%

+9.50%

+17.10%

+20.70%

VOO

168.57

12.4

3.1

1.8

0.05

+1.80%

+10.80%

+23.50%

+40.80%

VTI

96.1

12.3

1.7

1.7

0.05

+2.60%

+11.40%

+25.00%

+42.40%

IVV

185.08

12.2

3.3

1.8

0.07

+1.80%

+10.90%

+23.60%

+40.80%

TOK

52.64

12.7

1.3

2.4

0.25

+1.70%

+10.20%

+18.40%

+26.70%

AGG

107.8

3

2.5

2.3

0.08

+0.40%

+1.60%

▲2.6%

+2.50%

VWO

39.07

20.2

1.1

2.9

0.18

▲4.4%

+2.30%

▲9.2%

▲13.9%

VB

111.57

14.9

1.4

1.3

0.1

+3.40%

+12.10%

+30.40%

+48.20%

VGK

59.56

15.4

1.6

2.7

0.12

+4.80%

+12.60%

+23.40%

+16.20%

VIG

73.49

12

1.4

1.9

0.1

▲1.2%

+7.80%

+17.00%

+34.90%

EIDO

25.92

30.3

0.5

1.8

0.61

+10.50%

+12.30%

▲20.4%

▲4.2%

  • (Bloombergデータを基にSBI証券作成)
  • ※上記実績は過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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