SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-28 17:40:23

マーケット > レポート > 特集レポート >  米3月雇用統計 結果を確認!

米3月雇用統計 結果を確認!

2017/04/11
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

米3月雇用統計 結果まとめ

4/7(金)に発表された米3月雇用統計は次のような結果でした。

①非農業部門就業者数 昨年5月以来の9.8万人増に鈍化するも、3ヵ月平均で見ると17.7万人増と堅調さを維持
②失業率 2007年5月以来の4.5%へ改善、完全雇用が意識される
③労働所得(前期比) 昨年10-12月期の+4.5%から1-3月期は3.9%に鈍化、昨年4-6月期以来の低水準
④労働者数の全人口に占める割合 2009年2月以来の60.1%と高水準
⑤広義の失業率(U-6) 2007年12月以来の8.9%と低水準となり改善、労働市場の供給余力が縮小
⑥6月FOMCでの利上げ確率 雇用統計発表前の71%から66%へ低下したものの、金融政策の影響は限定的
⑦ドル円の推移 就業者数の鈍化を嫌気し一時110.14円まで下落後、NY連銀総裁の発言などで111円台を回復

非農業部門就業者数は昨年5月以来の9.8万人増に留まった一方で、失業率は2007年5月以来の4.5%まで改善するなど、完全雇用となっている現状では就業者数の鈍化に対しても過度に悲観する必要はないというのが一般的な見方になっているようです。

直近3ヵ月の就業者数の月平均は17.7万人という値は堅調さを維持しているともいえます。3月初旬にイエレン議長は、『長期的な傾向では、就業者数の伸びは月7万人増から12.5万人増で整合性がとれる』と述べており、3ヵ月平均ではイエレン議長の主張する値を上回っています。

米雇用統計 非農業部門 就業者数 推移 (万人)
  • ※出所:米労働省
米 失業率推移 (%)
  • ※出所:米労働省
米 時間給賃金 前年比/前月比 推移 (%)
  • ※出所:米労働省

今回の雇用統計に関し、就業者数の業種別内訳を見ると、民間のサービス産業が2月の12.5万人増から6.1万人増と2012年6月以来の水準まで低下し、4/5に発表されたISM非製造業景況指数の鈍化と整合性のある結果となりました。この鈍化傾向が一時的な現象か持続性のある変化なのか注意が必要かもしれません。

米ISM非製造業景況指数
  • ※出所:米ISM供給管理協会

雇用統計当日のドル円と今後の動きは?

ドル円は就業者数の鈍化を嫌気し、一時110.14円まで下落したものの、失業率の大幅な改善とNY連銀総裁による

「FRBのバランスシート縮小は年内か来年早期に開始される見通し」
「金融政策の優先手段は金利であり、バランスシート縮小ではない」


との発言でドル円は111.36円まで上昇し、111.05円で先週末の取引を終了しています。

ドル円は、先週末の東京市場で米軍によるシリアへのミサイル攻撃の一報で、110.14円まで下落した水準と同様に、雇用統計による就業者数の鈍化に対しても同水準で下げ止まっています。

先週末3/27の110.11円を下値にドル円は、何度となく110円割れを試すものの、110円割れは回避されています。
今週は、北朝鮮でも政治イベントが予定(4/11:最高人民会議、4/15:金日成生誕105周年=太陽節)されており、緊張が高まる場面も想定されます。

それでも尚、110円割れ回避の底堅い展開を継続し反発を強めるのか、あるいは110円を割り込みさらに昨年の大統領選以降の高値・安値(101.19-118.66)の半値(109円93銭)を下回るのか注目です。

今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

【関連商品】少ない資金で大きな利益が狙える先物・オプション取引にも注目!

コツコツ外貨を積立てる「積立FX」!詳しくはこちらをご覧ください!

ご注意事項

  • 取引手数料は無料です。
  • 外国為替保証金取引(SBI FX α)の1取引単位は1,000通貨〜1,000万通貨単位となります。
  • 個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
    「ローレバレッジ1倍コース:100%」
    「ローレバレッジ3倍コース:33%」
    「ローレバレッジ5倍コース:20%」
    「スタンダードコース:10%」
    「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
    (必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)

    ※高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。

  • 法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率(保証金率)を取引金額に乗じて得た金額になります。
    為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

    ※保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。

  • 外国為替保証金取引(積立FX)は、1通貨単位から取引が可能です。
    必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。)
  • 本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
  • 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
  • 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
  • スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
  • 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.