米1月雇用統計 (非農業部門雇用者数前月比/失業率 等) |
発表時間: |
2/2(金)22:30(日本時間) |
前回値: |
+14.8万人 / 4.1% |
事前予想: |
+18.5万人 / 4.1% |
2/2(金)発表の米雇用統計 予想を確認!
8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月予想 | |
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非農業部門 雇用者数(万人) | 20.8 | 3.8 | 21.1 | 25.2 | 14.8 | 18.5 |
失業率(%) | 4.4 | 4.2 | 4.1 | 4.1 | 4.1 | 4.1 |
時間給賃金 前月比(%) | 0.2 | 0.5 | -0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.3 |
時間給賃金 前年比(%) | 2.7 | 2.9 | 2.3 | 2.5 | 2.5 | 2.7 |
- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
- ※市場予想は2/2現在の予想平均値
非農業部門雇用者数(万人)の推移
- ※出所:米労働省
失業率(%)の推移
- ※出所:米労働省
米時間給賃金 前年比(%) 、 前月比(%)
- ※出所:米労働省
今回の雇用統計の注目点
・非農業部門就業者数は寒波の影響が懸念され、前月同様に鈍化する可能性があり 市場の反応に注目。
・失業率は昨年10月から4ヵ月連続で4.1%とほぼ完全雇用の状態が継続すると予想され、米労働市場の堅調地合いは変わらずとの見方。
・昨年クリスマス前に成立した税制改革法案が1月から施行、一部企業では税額控除をボーナス支給に充てる企業もあるなど、時間給賃金の上昇が予想される。時間給賃金が前年比+2.7%〜+2.8%へ上昇した場合、先週約3年半ぶりに2.64%まで上昇した米10年債利回りが一段と上昇し、2.7%台に達する可能性があるかもしれない。そうなれば、短期金利先物も上昇し、ドル安の流れが一転、ドル高に転換するかもしれない。
・ドル円は1/26に108円28銭まで、ユーロは1.2491ドルまでドル安が進んだ。今回の雇用統計で米金利が一段と上昇しドル安基調が反転に向かうのか、時間給賃金を中心に反応が注目される。
・雇用統計、時間給賃金の上昇で米金利の一段の上昇となった場合のNY株式市場の反応に注目。これまで税制改革による企業収益の上振れ期待が株式相場を支援してきたが、米金利の一段の上昇が株式市場の調整を誘う結果となるか。