SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 08:27:37

マーケット > レポート > 特集レポート > 【米雇用統計】 米9月雇用統計の注目点は!?

【米雇用統計】 米9月雇用統計の注目点は!?

2018/10/2
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

米9月雇用統計
(非農業部門雇用者数前月比/失業率  等)
発表時間: 
10/5(金)21:30(日本時間)
前回値: 
+20.1万人 / 3.9 %
事前予想: 
+18.8万人 / 3.8%

10/5(金)発表の米雇用統計 予想を確認!

  4月 5月 6月 7月 8月 9月予想
非農業部門 雇用者数(万人) 17.5 26.8 20.8 14.7 20.1 18.8
失業率(%) 3.9 3.8 4.0 3.9 3.9 3.8
時間給賃金 前月比(%) 0.1 0.3 0.1 0.3 0.4 0.3
時間給賃金 前年比(%) 2.6 2.7 2.7 2.7 2.9 2.8

※出所:SBIリクイディティ・マーケット
※市場予想は10/1現在の予想平均値

非農業部門雇用者数(万人)の推移

※出所:米労働省

9月雇用統計の注目点は?

① 前月の雇用統計では、就業者数が予想を上回った一方、過去2ヵ月分が下方修正され、3ヵ月平均が18.5万人となりました。さらに、貿易問題が影響したのか、製造業の就業者数は0.3万人減となったほか、7月分も速報値の3.7万人増から1.8万人増へ下方修正されています。9月の就業者数だけでなく、前月分に修正が見られるかも注目です。

② 前月の時間給賃金は前月比+0.4%、特に前年比は+2.9%と予想を上回り、2009年6月以来の高水準となりました。9月の対前年比時間給賃金は2.8%と前月から低下予想となっている中で、前月と同様(+2.9%)、もしくはこれを上回ることになれば、消費拡大への期待が高まります。同時に、投資家心理の一段の改善につながる可能性があるだけに注目されます。

③ 失業率は6月に4.0%へ上昇後、7月、8月と2ヵ月連続で3.9%と落ち着き、9月は5月以来の3.8%へ低下すると予想されています。また、労働参加率は7月の62.9%から62.7%へ低下した流れが継続するか注目されます。
前月の雇用統計で、時間給賃金の上昇によって、労働市場のスラック(需給の緩み)、すなわち未活用の隠れた労働力が存在し、拡大する雇用主の人材需要を十分に満たしているとの従来の見方を修正せざるを得ない状況が生まれました。
さらに、8月の労働参加率が62.9%から62.7%に低下したということは、賃上げペースが加速しているにも関わらず、労働人口が減少していることを示唆したとされ、企業が人々を呼び戻す、またはライバル社から人材を引き抜きたい場合には、給与を引き上げざるを得ないということになりました。
加えて、米4-6月期GDP確報値では、成長率が+4.2%となり、企業の設備投資の堅調さも確認されたことから、企業は今後さらに雇用を増やす必要があると思われます。過去数年に渡る設備投資低迷が招いた生産性の伸び悩みを踏まえると、需要に追いつくには増員で対応するしかないでしょう。
米国の減税や財政支出などを追い風に力強い成長を続けるとすれば、今後も堅調な労働市場が続くと予想される中で、賃金上昇が一段と本格化するかもしれず、9月雇用統計でもこうした前月からの状況が続くのか注目されます。

④ パウエルFRB議長は「緩やかな利上げが持続的な強い経済を支援」「インフレは低く安定、経済は強い」と発言しており、8月下旬の「米国経済が過熱している兆候はない」との発言と比べ、幾分インフレの上昇を警戒し始めているように思われます。今回の雇用統計が、インフレ期待の上昇につながれば、FRBの金融政策が『正常化』から『引締め』に向かう手掛かりとなりかねないだけに注目されます。

米時間給賃金 前年比(%) 、 前月比(%)

※出所:米労働省

失業率(%)の推移

※出所:米労働省

FX口座開設FXお取引

取引チャンスを逃さない! 重要な経済指標・イベントのチェックはSBI証券の情報サービスが便利!

日米の金利、株価、為替などの重要な経済指標はもちろん、金融、財政政策をメールで受け取ることも可能!

即時性、専門性、情報量を求めるなら、プロ向けニュースサービス「プレミアムニュース」で一歩先行くお取引を!

日本の個別企業の銘柄情報はこちらで!

登録銘柄の株式分割や株式併合などのコーポレートアクション、決算発表日、権利付最終日などをメールでお知らせ!

個別銘柄の株価「現在値」・「前日比」・「出来高」などの条件に加えて、日経平均の「現在値」・「前日比」設定も可能!

ご注意事項

  • 取引手数料は無料です。
  • 外国為替保証金取引(SBI FX α)の1取引単位は1,000通貨〜1,000万通貨単位となります。
  • 個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
    「ローレバレッジ1倍コース:100%」
    「ローレバレッジ3倍コース:33%」
    「ローレバレッジ5倍コース:20%」
    「スタンダードコース:10%」
    「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
    (必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)

    ※高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。

  • 法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率(保証金率)を取引金額に乗じて得た金額になります。
    為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

    ※保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。

  • 外国為替保証金取引(積立FX)は、1通貨単位から取引が可能です。
    必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。)
  • 本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
  • 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
  • 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
  • スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
  • 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.