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2019-10-16 14:18:51

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は急落に注意!?米中貿易戦争と米雇用統計など経済指標に注目!

日経平均は急落に注意!?米中貿易戦争と米雇用統計など経済指標に注目!

2019/9/2

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1米中問題に振らされる展開

先週の225先物は、上下に大きく振れる場面もあったが、前週末比30円安の20,690円と反落。ほぼいってこいでの終了となった。注目されたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演では、追加的な金融緩和が示唆されたが、米中双方が報復関税措置を発表したことで、米中貿易摩擦の激化懸念の高まりを背景にリスク回避の動きが加速、NYダウが600ドル超下落したことから、週初の225先物は大幅に下落した。一時20,070円まで下押し、心理的な節目である20,000円割れ目前に迫った。また、米債券市場では逆イールドが拡大し、景気後退懸念はくすぶり続けたが、米中両国から通商協議について、歩み寄りを示す発言などが出たことから、米国株は堅調に推移。これを背景に、225先物は週末にかけて持ち直した。

8月23日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆4,251億円の売り越し(前週は1兆1,762億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、7億117万株の売り越しと8月16日時点(5億7,550万株の売り越し)比で増加している。

日経平均と裁定残(8月23日時点)

海外勢の売りに日銀の買いの構図

225先物の手口では、海外ファンドの売りとみられる注文を執行したGS、JPモルガンが週を通してコンスタントに売りをこなし、売り方1位、2位になったほか、日経レバ<1570>の下落に伴う先物売りと想定される野村が週初に大きく売り越したことでこれに続いた。一方、買い手口では、海外ヘッジファンドの買いと想定されるCS、AアムロCといった欧州系が買い方1位、2位になった。また、TOPIX先物の手口では、週初に大きく売り越した野村が売り方筆頭になったほか、ドイツ、JPモルガン、ソジェンといった欧州勢の売りがこれに続いた。一方、買い手口では、日銀のETF買いを執行したと推察される大和が26日、29日に大きく買い越したことから、買い方筆頭になった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2米中摩擦を警戒し、小幅に上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.79pt高(上昇率4.56%)の18.10ptと上昇に転じた。米中両国が報復関税措置を発表したことから、リスク回避ムードが強まり、VIは上昇して始まった。週初の26日には、一時21.50ptまで値を上げ、警戒水準とみられる20ptを突破。その後、米中両国で歩み寄りの姿勢を示す発言があったことなどから、VIの騰勢は一服。週末にかけて低下基調となったが、9月1日には対中制裁関税第4弾発動を控えて戻りは鈍かった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は反落、一時13.7倍割れ

前週の日経平均は週初に米中対立激化への懸念や円相場が1ドル=104円台まで円高が進行したことをうけ急落、これに伴いNT倍率も低下してのスタートとなった。その後トランプ米大統領が米中交渉再開に前向きな姿勢を示した流れから翌27日の日経平均は反発し、NT倍率も上昇した。ただ、週末にかけてはNT倍率は小幅に低下し、週を通しては下落した。

3日経平均は急落に注意!?米中貿易戦争と米雇用統計など経済指標に注目!

今週の225先物は、模様眺めムードの強い展開が続きそうだ。週明け2日の米国市場はレーバーデーで休場となるなど海外市場は休みのところが多い。また、引き続き米中動向を見極めたいとのムードのほか、両国がこの先どう立ち振る舞うのか関連報道も見定めたいとの思惑も強まるだろう。

米中貿易協議の開催が物別れに終わった場合も含め、225先物の下振れ要因となりかねないだけに注目を集めそうだ。また、米国では8月のISM製造業景況指数及び非製造業指数、8月の雇用統計など重要な経済指標の発表も予定される。

景気悪化が一段と鮮明になれば、米国で大幅な利下げ観測が高まり、金利低下から円高進行の展開には注意しておきたい。このために、オプション市場では、20,000円プットや19,500円プットの建玉残高が増加傾向にあり、先行き不透明感は拭えていないとみられる。先週同様、上下に大きく振れる可能性があろうが、週間ベースでは様子見気分の強い展開となりそうだ。予想レンジは、20,100-20,800円とする。

経済スケジュール(9月2日〜9月8日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月2日

国内

08:50

設備投資(4-6月)

08:50

企業利益(4-6月)

08:50

企業売上高(4-6月)

09:30

製造業PMI(8月)

14:00

自動車販売台数(8月)

海外

10:45

中・財新製造業PMI(8月)

14:00

印・製造業PMI(8月)

16:00

トルコ・GDP(4-6月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(8月)

17:30

英・製造業PMI(8月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(8月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

22:00

ブ・製造業PMI(8月)

27:00

ブ・貿易収支(8月)

 

米・株式市場はの祝日のため休場(レーバーデー)

9月3日

国内

08:50

マネタリーベース(8月、日本銀行)

10:00

営業毎旬報告(8月31日現在、日本銀行)

海外

10:30

豪・経常収支(4-6月)

10:30

豪・小売売上高(7月)

13:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

15:30

スイス・消費者物価指数(8月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(8月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(8月)

18:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(7月)

18:30

南ア・GDP(4-6月)

21:00

ブ・鉱工業生産(7月)

23:00

米・ISM製造業景況指数(8月)

23:00

米・建設支出(7月)

 

英・議会再開

 

米・ボストン連銀総裁が講演

 

韓・GDP(4-6月)

9月4日

国内

09:30

サービス業PMI(8月)

09:30

総合PMI(8月)

09:50

「FIN/SUM 2019」(6日まで)で黒田日銀総裁があいさつ

10:30

片岡日銀審議員が講演

海外

10:30

豪・GDP(4-6月)

10:45

中・財新サービス業PMI(8月)

10:45

中・財新総合PMI(8月)

14:00

印・サービス業PMI(8月)

14:00

印・総合PMI(8月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(8月)

17:30

英・サービス業PMI(8月)

17:30

英・総合PMI(8月)

18:00

欧・ユーロ圏小売売上高(7月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:30

米・貿易収支(7月)

21:30

加・貿易収支(7月)

22:00

ブ・サービス業PMI(8月)

22:00

ブ・総合PMI(8月)

23:00

加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

 

米・ミネアポリス連銀総裁が講演

 

米・シカゴ連銀総裁が講演

 

米・ボウマンFRB(連邦準備制度理事会)理事と米セントルイス連銀総裁がイベントで開会の挨拶

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

 

米・議会の諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」で米中関係に関する公聴会

 

米・自動車販売(8月、5日までに)

 

露・東方経済フォーラム(6日まで)、期間中に日ロ首脳会談が行われる予定

9月5日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

17:50

FIN/SUM 2019」で麻生金融相があいさつ

 

決算発表 積水ハウス

海外

10:30

豪・貿易収支(7月)

14:45

スイス・GDP(4-6月)

15:00

独・製造業受注(7月)

21:15

米・ADP全米雇用報告(8月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・非農業部門労働生産性(4-6月)

23:00

米・ISM非製造業景況指数(8月)

23:00

米・製造業受注(7月)

9月6日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(7月)

08:30

実質賃金総額(7月)

08:30

家計支出(7月)

14:00

景気先行CI指数(7月)

14:00

景気一致指数(7月)

海外

15:00

独・鉱工業生産(7月)

18:00

欧・ユーロ圏GDP確報値(4-6月)

19:30

露・ロシア中央銀行が政策金利発表

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(8月)

21:00

ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(8月)

21:30

加・失業率(8月)

21:30

米・非農業部門雇用者数(8月)

21:30

米・失業率(8月)

21:30

米・平均時給(8月)

 

独・家電見本市「IFA」開幕(11日まで)

9月7日

海外

 

中・外貨準備高(8月)

9月8日

海外

 

中・貿易収支(8月)

  • 提供:フィスコ社
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