米12月雇用統計 (非農業部門雇用者数前月比/失業率 等) |
発表時間 |
1/6(金)22:30(日本時間)
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前回値 |
+17.8万人 / 4.6% |
事前予想 |
+17.5万人 / 4.7% |
FOMC委員が示した2017年末の政策金利見通しの中央値は1.375%と、前回9月時点から上昇しており、同時に年3回の利上げが見込まれています・・・
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12月雇用統計の予想値は?
FOMC委員が示した2017年末の政策金利見通しの中央値は1.375%と、前回9月時点から上昇しており、同時に年3回の利上げが見込まれています。
こうした中、1/6(金)に発表される米12月雇用統計は、FOMCで示された2017年 3回の利上げ予想の裏付けを補強する結果となるか注目されます。
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7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月市場予想 |
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非農業部門雇用者数(万人) |
25.2 |
17.6 |
20.8 |
14.2 |
17.8 |
17.5万人 |
失業率(%) |
4.9 |
4.9 |
5.0 |
4.9 |
4.6 |
4.7% |
米時間給賃金 前月比(%) |
0.4 |
0.1 |
0.3 |
0.4 |
-0.1 |
0.3% |
米時間給賃金 前年比(%) |
2.7 |
2.5 |
2.7 |
2.8 |
2.5 |
2.8% |
※出所:SBIリクイディティ・マーケット
- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
注目ポイント! ほぼ完全雇用の状況下、前月4.6%まで低下した失業率が今回も低下するか?
- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
失業率は継続して改善しており、11月の米失業率は、2007年8月以来の低水準となる4.6%でした。
ほぼ完全雇用に近い状況下で、就業者数が増加するなか、FOMCで示された「雇用情勢はさらに幾分強まる見通し」との見解を裏付ける結果が出るのか注目されます。
注目ポイント! 時間給賃金が改善する中、賃金インフレの懸念が起こるか?
- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
時間給賃金(前月比)は、前月は2014年12月以来となるマイナス0.1%へ低下しました。これが一時的な現象となり上昇傾向に改善するのか、さらに対前年比では、前月の+2.5%から予想通り2.8%まで改善するか注目されます。
低失業率下での時間給賃金の上昇が確認されれば、賃金インフレも懸念され、米長期金利の上昇につながる可能性があります。
雇用統計発表後は新大統領が誕生! 120円に向かってドル高基調が続くのか?
1/20(金)、第45代米国大統領にトランプ氏が就任します。
トランプ氏の掲げる積極的財政政策や減税策は、議会の法案通過を考慮すると、早くとも2017年秋以降の実現が予想されます。
政策実行までの間、新たな政策提言などを背景に、雇用促進を通じた諸外国から米国への資金流入や投資が加速する可能性もあり、ドル高の流れは継続すると見られます。
次期大統領が掲げる『雇用改善』を通じて、強い米国経済、強い米国の復活を強調したスタートを切ることができるのかを確認する前段階として、指標面でも強い米国が確認できるのか、今年最初の雇用統計は注目です。