イチから始めるテクニカル分析!テクニカル基礎講座
初級編−チャートの基本をチェック!
チャートを見ることで、株価の動き方の傾向や大まかな値幅を知ることができます。
取引を行う際には必ずチェックするものなので、詳しい見方を押さえましょう!
ローソク足の見方
また、ローソクには下記の三種類があります。
1.株価が始値よりも終値が高く終えたことを意味する「陽線(ようせん)」
2.株価が始値よりも終値が安く終えたことを意味する「陰線(いんせん)」
3.上昇も下降もしない「十字足(じゅうじあし)」
その日の高値・安値をローソク足に加えて、一日の株価を表す「日足(ひあし)」ができます。日足のローソク足を連続して表に並べることで日足チャートができあがります。また、「週足(しゅうあし)」とは1週間の株価の値動きを表し、「月足(つきあし)」は1ヶ月の株価の値動きを表します。
- ※当社WEBサイト上では「陽線は赤」、「陰線は青」で表示されています。
移動平均線とは?
移動平均線とは、一定期間の株価の終値の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフです。移動平均線を見ると、株価のトレンドが一目でわかるので株価チャートとセットで必ずチェックされます。
例えば25日移動平均線の場合、その日からさかのぼって25日間の終値を合計し、25で割ったものが第1日目の移動平均値となり、次の日からも同じように、株価の合計を25で割り、順次移動しながら株価の平均値を出してグラフ化すれば、25日移動平均線になります。
短期と長期の2本の違う移動平均線を表示させることが一般的で、日足チャートでは、5日移動平均線と25日移動平均線がよく利用されます。
5日=1週間の平均値と、25日=1カ月の平均値を同時に確認できるということですね。
株価は移動平均線から上方または下方に大きく乖離すると、やがて移動平均線付近まで修整されるという習性もあるので、株価のトレンドとあわせて売買タイミングを見る際にも使われる便利な指標です。
出来高とは?
出来高とは、株式の売買が成立した合計の株数のことをいいます。出来高が多いほど、売買が活発であることを意味し、人気度が高いとも言われます。
株価が大きく動く前や動き始めの時には、一般的に出来高が増える傾向があります。
ただし、好材料が出て大きく上昇する時も、悪材料が出て大きく売られる時も出来高は急増する場合があるので、注意が必要です。
また、上昇トレンドの中での出来高の減少は、マーケットから資金が流出していると考えられ、天井が近づいている可能性があると読み解くこともできます。
チャート上では棒グラフで表示されます。
チャートを見るときには、必ず出来高の増減もチェックしましょう!
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