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REIT教室 第3限目

これまでリートをひとまとめにご案内してきましたが、リートは東京証券取引所に46銘柄上場(2014年9月現在)しており、それぞれ特色があります。どんな種類のリートがあるのか、細かく見てみましょう。
第3限目 リートにはいろいろな種類があります
投資対象不動産の種類
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まずリートは、単一用途特化型リートと複数用途型リートに大きく分けられます。 単一用途特化型リートとは、ある特定の用途の不動産に投資するリートで、オフィスビル特化、住居特化、ショッピングセンターなどの商業施設特化、倉庫などの物流施設特化及びホテル特化のタイプがあります。 一方、複数用途型リートとは、その名のとおり複数の用途の不動産に投資をするリートであり、さらに、オフィスビルと住居といった2つの用途を組み合わせて投資する複合型リートと、オフィスビルと住居と商業施設といった3つ以上の用途を組み合わせて投資する総合型リートの2つのタイプに分けられます。 |

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実際の銘柄ごとの投資対象タイプ(用途区分)を以下の表にまとめていますので、ご参照ください! |
単一用途特化型
コード |
銘柄名 |
決算期 |
用途区分※ |
---|---|---|---|
8951 |
6月末・12月末 |
オフィスビル特化型 |
|
8952 |
3月末・9月末 |
||
8958 |
3月末・9月末 |
||
8959 |
4月末・10月末 |
||
8976 |
5月末・11月末 |
||
3298 |
4月末・10月末 |
||
8979 |
4月末・10月末 |
住居特化型 |
|
8984 |
2月末・8月末 |
||
8986 |
3月末・9月末 |
||
3226 |
2月末・8月末 |
||
3240 |
5月末・11月末 |
||
3269 |
1月末・7月末 |
||
3278 |
1月末・7月末 |
||
3282 |
1月末・7月末 |
||
8973 |
3月末・9月末 |
||
8953 |
2月末・8月末 |
商業施設特化型 |
|
8964 |
6月末・12月末 |
||
3292 |
1月末・7月末 |
||
8967 |
1月末・7月末 |
物流施設特化型 |
|
3281 |
2月末・8月末 |
||
3283 |
5月末・11月末 |
||
8985 |
12月末 |
ホテル特化型 |
|
3287 |
4月末・10月末 |
ホテル・旅館特化型 |
複数用途型
コード |
銘柄名 |
決算期 |
用途区分※ |
|
---|---|---|---|---|
3263 |
2月末・8月末 |
複合型 |
物流施設+商業施設 |
|
3285 |
2月末・8月末 |
物流施設+商業施設 |
||
3249 |
6月末・12月末 |
物流施設+インフラ施設 |
||
8955 |
6月末・12月末 |
オフィス+都市型商業施設 |
||
3279 |
5月末・11月末 |
オフィス+都市型商業施設 |
||
3290 |
2月末・8月末 |
オフィス+都市型商業施設 |
||
8957 |
1月末・7月末 |
オフィス+商業施設 |
||
8956 |
4月末・10月末 |
オフィス+住居 |
||
8966 |
5月末・11月末 |
オフィス+住居 |
||
8968 |
2月末・8月末 |
総合型 |
商業施設中心 |
|
8977 |
5月末・11月末 |
商業施設中心 |
||
8963 |
6月末・12月末 |
住居中心+オフィス等 |
||
8954 |
2月末・8月末 |
オフィスビル中心 |
||
8961 |
3月末・9月末 |
オフィスビル中心 |
||
8972 |
4月末・10月末 |
オフィスビル中心 |
||
8987 |
6月末・12月末 |
オフィスビル中心 |
||
3227 |
6月末・12月末 |
オフィスビル中心 |
||
8982 |
4月末・10月末 |
オフィス+商業施設+住居 |
||
3234 |
1月末・7月末 |
オフィス+商業施設+住居 |
||
3296 |
6月末・12月末 |
オフィス+住宅+商業施設 |
||
3295 |
2月末・8月末 |
オフィス+商業施設 |
||
8975 |
4月末・10月末 |
オフィス+住居+商業施設+ホテル等 |
||
8960 |
5月末・11月末 |
オフィス+住居+商業施設+ホテル |
※一般社団法人 不動産証券化協会サイトのJ-REIT銘柄一覧「運用資産」よりSBI証券作成
※2014/9/1現在
投資対象不動産のエリア
不動産の種類の違いに加えて、投資対象不動産のエリアの違いもあります。 全国の都市部の不動産を投資対象としているリートが多いのですが、中には関西圏の不動産を重点的に投資対象とする阪急リート投資法人(8977)や、福岡をはじめとする九州圏の不動産に重点投資している福岡リート投資法人(8968)のように、投資対象を特定の地域に特化しているリートもあります。それぞれの地域の目玉物件を組み入れていますので、地域をイメージしやすく、親しみも持てますね。また、そのようなリートに投資することによってその地域の街づくりにひと役買って出るという考え方もできるかもしれません。 なお、不動産は、そのエリアの特性や景気によってもその価格や稼働率等に影響が出ますので、このようなエリア特化型のリートは、そのエリアに精通している資産運用会社によって運用されています。 |
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各リートの投資方針を見てみましょう
このように一言でリートと言っても実に様々なタイプがあるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。それぞれのリートがどのような不動産を投資対象にしているのかは、各リートのWEBサイトにその投資方針を分かりやすく記載していますので、銘柄を選ぶ際の参考にするといいでしょう。 |
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