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REIT教室 第5限目

リートは、不動産を運用対象とした金融商品であり、かつ株式市場で売買されていますので、その価値や分配金は様々な要因に影響を受けます。
リートのリスクをいくつかご紹介しますので、魅力と合わせて、これらも必ず知っておきましょう。
第5限目 リートを売買する時の注意点は?
元本及び分配金等が保証されているわけではありません
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リートは、不動産市況や賃貸料の変動等、様々な要因でその価値や市場価格は影響を受けます。したがって、買い付けた時の価格を大きく下回ることもあり、一般的な株式と同様に元本が保証されている商品ではありません。 |
リートの価値は大きく変動する可能性があります
リートは、その保有する不動産評価額の変動やその不動産の入れ替え等が運用成果に影響を与え、リートの価値が大きく変動する可能性があります。 なお、リートは株式と同様、証券取引所に上場しており、不特定多数の投資家によって日々売買されている商品です。 |
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分配金や価格は、賃貸収入等の変動に影響されます
リートの分配金は賃貸収入等を主な原資としていますので、基本的には毎月の賃貸料が恒常的に入ってくることで安定的に分配金を出すことができます。 しかし、不動産市況の悪化やその他経済的な環境の変化等で賃貸料が下落する可能性があります。その他、借主が永遠に当該物件を使用する保証はなく、解約に伴い賃貸収入が下落する恐れもあり、これらの事象はリートの分配金や価格に影響を及ぼす要因となります。 |
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他の金融商品とは異なる不動産固有のリスクがあります
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リートは、実物資産である土地・建物等を投資対象としているが故に、自然災害や環境問題等の予測不可能な偶発的事象が発生すると、滅失、毀損又は劣化等により、リートの価値が影響を受ける可能性があります。 |

法制度の変更により、リートの価値が影響を受ける可能性があります
不動産等に係る法制度の変更により、保有している不動産等やリートの価値が影響を受ける可能性があります。 具体的には、不動産税制、建物の建築規制等、不動産等に係る規制の強化や新たな規制がかかることにより、規制下となる不動産等の価値が、それまでより低下する可能性があります。 |
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上場廃止のリスクがあります
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リートを運用する投資法人が倒産する等の事由が発生し、投資法人としての登録が取り消された場合等は、当該リートは一般的な株式と同様に上場廃止となり、証券取引所での売買ができなくなります。 また、投資法人が清算される場合には、投資主は全ての債権者へ弁済後、残余財産の分配から投資金額を回収することになるため、投資金額の全部又は一部について回収できない可能性があります。 |
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以上の点を含め、リートのリスクについては、目論見書や有価証券報告書に詳しく記載されていますので、投資される際には、必ずリスクを十分にご確認およびご理解の上、判断するようにしましょう! |
※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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