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2019-12-16 11:57:02

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2019年11月29日〜2019年12月6日)

更新 : 2019/12/09 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 強い米11月雇用統計でドル買い -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円でまちまち。週初2日は、弱い米経済指標の発表を受け、ドルが売られた。3日、トランプ米大統領が米中貿易協議の合意に慎重姿勢を示し、主要通貨は軟化。4日は、米中貿易協議の「第1段階」合意は米国が15日に予定する対中追加関税の発動前に成立するとの報道を受け、主要通貨が買われた。5日、ペロシ米下院議長がウクライナ疑惑をめぐりトランプ米大統領を弾劾訴追する方針を固め、ドルの重しとなった。週末6日は、米11月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回り前月分も上方修正されたほか、失業率が低下するなど堅調で主要通貨は上昇したが、米中貿易問題の先行き不透明感がくすぶる中、その後は伸び悩んだ。 新興国通貨は対円でまちまち。週初2日は、トランプ米大統領がアルゼンチンとブラジルに対して鉄鋼やアルミ製品などの関税引き上げを表明したためリスクオフの円買いが先行。3日は、トランプ大統領が中国との貿易協議の合意に期限はないと述べたほか、ロス米商務長官が中国と貿易協議で合意できなければ対中報復関税第4弾を予定通り15日に発動すると発言し、通商問題の長期化を懸念した動きが継続した。4日、米中貿易協議の部分合意が近いとの報道を受けて買戻しが優勢となり、5日は中南米通貨が株高を背景に上昇した。6日、米11月雇用統計を受けて米経済に対する懸念が後退し、新興国通貨は買いが優勢となった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO -0.014 0.019 0.123 -0.056 -0.161
USD 2.122 -1.451 -0.835 -0.042 -0.147
AUD 1.413 -0.709 0.104 -0.075 -0.180
NZD 1.773 -0.349 0.360 -0.179 -0.284
ZAR 10.176 8.054 8.763 8.403 -5.657
MXN 7.295 5.173 5.882 5.522 -2.881

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド安円高 7.42円(▼0.04円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は下落した。週初2日は、南アと経済的なつながりの強い中国の11月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を上回ったことが好感されてランド買いが優勢となったが、3日のランド・円は南ア7−9月期GDP(国内総生産)のマイナス成長が嫌気されて急落した。4日、米中貿易協議の前進期待からランド買いが先行したが、5日は南ア7〜9月期経常収支の大幅赤字が嫌気され、売りに傾いた。6日、米11月雇用統計の強い結果を受けてリスクオンの円売りが優勢となったが、南ア経済への先行き不透明感もあり、ランド・円の戻りは限定的だった。

債券

長期債利回りは上昇した。南ア7−9月期GDPが市場予想を下回ったことで国内経済の先行き不透明感が増し、債券売りが優勢となって利回りは上昇した。ただ、米中貿易協議の前進期待や米景気の回復期待から債券買いが強まる場面があった。南アランド建て15年債利回りは前週末の9.87%から9.89%に上昇して越週した。

ドル安円高 108.58円(▼0.91円  
債券利回り 短期債 横ばい/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は下落した。週初2日は、米11月ISM(供給管理協会)製造業景況指数が悪化し、ドル売りに傾いた。3日、トランプ米大統領が米中貿易協議の合意に慎重姿勢を示し、軟化。4日は、米中貿易協議の「第1段階」合意は米国が15日に予定する対中追加関税の発動前に成立するとの報道を受け、ドル買い・円売り優勢となった。5日、ペロシ米下院議長がウクライナ疑惑をめぐりトランプ米大統領を弾劾訴追する方針を固め、ドル・円の重しに。週末6日、米11月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回り前月分も上方修正されたほか、失業率が低下するなど堅調でドル・円は一時急伸。ただ、米中貿易問題の先行き不透明感がくすぶる中、その後は急速に伸び悩んだ。

債券

短期債利回りは横ばいだった一方、長期債利回りは上昇した。米中貿易協議の長期化懸念から米国債の買いが強まる場面もあったが、その後は過度な警戒が和らいだことや、好調な米11月雇用統計を受け米債券需要が減退した。ドル建て2年債利回りは前週末の1.61%からほぼ横ばい、ドル建て10年債利回りは前週末の1.78%から1.84%に上昇して越週した。

ユーロ安円高 120.18円(▼0.43円  
債券利回り 短期債 横ばい/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は下落した。週初2日は、良好な中国の経済指標を受けてアジア株が堅調となり、ユーロ・円も上昇した。3日は、トランプ米大統領の発言を受けて米中貿易協議への期待感が後退し、ユーロ・円は下落した。4日は、12日投票の英総選挙で保守党(英与党)が勝利するとの見方が強まり、英ポンドの上昇とともにユーロ買い・円売りが強まった。5日は、英総選挙に関し、一部報道でブレクジット党からの離党者数名が与党保守党支持を呼びかけたとされ、ユーロ・円の上昇につながった。6日は、米11月雇用統計を受けてドル買い・ユーロ売りが強まり、ユーロ・円の重しとなった。

債券

短期債利回りは横ばい、長期債利回りは上昇した。独社会民主党の党首選で財政拡大派のワルター・ボルヤンス氏とエスケン氏が新党首に選出され、金利上昇につながった。ユーロ建て独2年債利回りは前週末のマイナス0.63%からほぼ横ばい、独10年債利回りは前週末のマイナス0.36%からマイナス0.29%に上昇して越週した。

豪ドル高円安 74.27円(▲0.23円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初2日は、中国11月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を上回り、中国と結びつきの強い豪州の通貨が買われた。3日、RBA(豪準備銀行)理事会で政策金利0.75%の据え置きを決定。当面の利下げ観測後退で豪ドル・円は上伸した。4日、豪7−9月期GDP(国内総生産)が市場予想を下回り、豪利下げ観測が再燃すると豪ドル・円は週初からの上げ幅を消した。その後、米国が15日予定する対中追加関税発動前に米中貿易協議の合意は成立するとの報道を受けドル・円が切り返すと、豪ドル・円もツレて反発した。5日、豪10月小売売上高が市場予想を下回ったほか、豪10月貿易収支の黒字幅が市場予想を下回ったことを受け、豪ドル売り優勢。6日、米11月雇用統計の強い結果を受け、一時豪ドル・円が上昇する場面もあったが、クドローNEC(米国家経済会議)委員長が15日予定の米国による対中追加関税が発動される可能性について言及すると、リスクオフムードの強まりから豪ドル・円は軟化した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。RBA理事会で政策金利が据え置かれ、当面の利下げ観測が後退すると豪債券利回りは上昇。その後、豪7−9月期GDPなどさえない経済指標が続き豪債券利回りは低下したものの、週を通じては債券売り優勢だった。豪ドル建て2年債利回りは前週末の0.68%から0.73%に上昇、豪ドル建て10年債利回りは前週末の1.03%から1.13%に上昇して越週した。

NZドル高円安 71.29円(▲0.98円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初2日は、中国11月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を上回り、中国と結びつきの強いNZの通貨が買われた。3日、乳製品国際価格入札で乳価が6開催ぶりに前回値を下回ったことを受けNZドルは軟化した。4日、豪ドル・円の急落にNZドル・円もツレ安となる場面があったが、その後、米国が15日予定する対中追加関税発動前に米中貿易協議の合意は成立するとの報道を受けドル・円が切り返すと、NZドル・円も反発した。5日、RBNZ(NZ準備銀行)が発表した銀行の資本規制強化策が市場の想定ほど厳しいものではなかったと受け止められ、NZドル・円は堅調。6日、米11月雇用統計の強い結果を受け、NZドル・円が上昇。その後、クドローNEC(米国家経済会議)委員長が15日予定の米国による対中追加関税が発動される可能性について言及すると、NZドル・円は上げ幅を縮めた。

債券

長期債利回りは上昇した。RBNZ(NZ準備銀行)が発表した銀行の資本規制強化策が市場の想定ほど厳しいものではなかったと受け止められ、NZ金利は上昇した。NZドル建て10年債利回りは前週末の1.29%から1.49%に上昇して越週した。

レアル高円安 26.22円(▲0.38円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

ブラジル国債 レアル・円は週末にかけて上昇した。週初2日は、トランプ米大統領がアルゼンチンとブラジルに対して鉄鋼やアルミ製品などの関税引き上げを表明したためリスクオフの円買いが先行。3日発表のブラジル7−9月期GDP(国内総生産)が市場予想より強い結果となり、レアルの支えとなった。4日のレアル・円は上昇した。米中貿易協議の進展期待が高まり、リスクオンのレアル買い・円売り優勢。5日は、トランプ米大統領が米中貿易協議の進展と対中追加関税発動の延期を示唆、先行き警戒感が後退するとレアル・円は堅調に推移した。週末6日は、米11月雇用統計が強い結果となり、米国株が大幅に上昇、リスクオンとなりレアル買い・円売りが強まった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。ブラジル7−9月期GDPが市場より強い結果となり、ブラジル債券が買われた。また、米中貿易協議が進展するとの期待もブラジル債券買いを後押しした。レアル建て2年物債利回りは前週末の5.04%から4.93%に低下、レアル建て10年物債利回りは前週末の6.92%から6.78%に低下して越週した。

リラ安円高 18.79円(▼0.26円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は下落した。週前半にトランプ米大統領が米中貿易協議の合意に慎重姿勢を示し、米中貿易協議の長期化が世界景気に及ぼす影響が懸念される中、円買いが強まった。トルコのエルドアン大統領はロンドンで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議に出席し、トランプ米大統領と会談したが、リラ・円の反応は限られた。翌週12日開催の金融政策決定会合でトルコ中央銀行が大幅利下げに踏み切るとの観測もあり、リラ・円は週後半に下げ幅を広げた。経済指標では、トルコ7−9月期GDP(国内総生産)が市場予想を下回った。

債券

長期債利回りは低下した。トルコ11月CPI(消費者物価指数)の前年比が2ケタの伸びながら市場予想以下にとどまり、トルコ中銀の大幅利下げを肯定するものとして捉えられ、トルコ金利は低下した。ドル建てトルコ9年債利回りは前週末の6.04%から5.94%に低下して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※為替および債券利回りは、12月6日のニューヨークの終値を使用
  • ※( )内は、先週末比の数字
  • ※リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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