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2019-09-21 07:29:05

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2019年9月6日〜2019年9月13日)

更新 : 2019/09/17 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 米中貿易協議へ進展期待 -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で上昇した。週初9日、ムニューシン米財務長官の米中貿易協議に対する前向きな見方が伝わり、主要通貨が買われた。10日、トランプ米大統領の「中国と来週にも協議する」との発言が報じられ、米中貿易協議の進展期待が高まり上昇が継続。11日、中国政府が対米追加関税の対象から16品目を除外すると発表し、過度な警戒感が後退した。12日、トランプ米大統領が前日に対中関税の引き上げを10月1日から同月15日に先送りすると表明し、ドル買いに。ECB(欧州中央銀行)理事会が量的緩和再開とマイナス金利の深掘りを決定し、一時はユーロ売り・円買いに傾いたが、その後持ち直した。週末13日は、翌週にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え様子見姿勢が強かった。 新興国通貨は対円で上昇した。前週末に中国人民銀行が預金準備率の引き下げを表明したことが好感され、週初9日はリスクオンの円売りが先行。10、11日は、トランプ米大統領の発言や中国による対米追加関税の一部品目の除外などを背景に、米中通商問題の進展期待が新興国通貨を支えた。12日、米国が対中制裁関税の税率引き上げ時期の延期を表明し、リスクオンムードが継続。13日は堅調な米経済指標などを材料にした円売りが強まる場面があったものの、FOMCなどを翌週に控え、方向感の定まらない展開となった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.147 -0.121 -0.015 -0.234 0.091
USD 2.345 -1.210 -0.982 -0.381 -0.056
AUD 1.606 -0.739 0.106 -0.113 0.212
NZD 1.773 -0.572 0.167 -0.219 0.106
ZAR 9.896 7.551 8.290 8.123 -4.707
MXN 7.705 5.360 6.099 5.932 -2.191

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 7.42円(▲0.19円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。南アと経済的なつながりの強い中国で前週末に中国人民銀行(中銀)が預金準備率の引き下げを発表したことが好感され、週初9日のランド・円は堅調に推移。10日は、南ア7月製造業生産が前月比でプラスに転じ、ランド買いが継続した。11日に中国政府が対米追加関税対象から一部品目を除外し、12日は米国が10月1日に予定していた対中制裁関税の延期を表明し、米中双方の歩み寄りに通商問題の進展期待が膨らみ、ランド・円は上昇した。ECB(欧州中央銀行)が定例の理事会でマイナス金利の深掘りを決めたことも支え。13日もリスクオンムードが継続し、ランド・円は底堅く推移した。

債券

長期債利回りは低下した。中国の景気刺激策や南アの良好な経済指標を背景に、週前半から債券買いがやや優勢となった。週半ば以降は米中通商問題で双方の歩み寄りがみられ、債券需要が高まった。南ア15年債利回りは前週末の9.49%から9.45%に低下して越週した。

ドル高円安 108.09円(▲1.17円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初9日、ムニューシン米財務長官の米中貿易協議に対する前向きな見方が伝わり、ドル・円が買われた。10日、トランプ米大統領の「中国と来週にも協議する」との発言が報じられ、米中貿易協議の進展期待が高まり上昇が継続。11日、中国政府が対米追加関税の対象から16品目を除外すると発表し、過度な警戒感が後退し上昇した。12日、トランプ米大統領が前日に対中関税の引き上げを10月1日から同月15日に先送りすると表明し、ドル買いに。ECB(欧州中央銀行)理事会が量的緩和再開とマイナス金利の深掘りを決定し、一時はユーロ売り・円買いからドル・円も下押ししたが、その後持ち直した。週末13日は、翌週にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え様子見。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米中貿易問題に対する過度な懸念が和らいだことに加え、米8月小売売上高など米経済指標が堅調で、米金利を押し上げた。2年債利回りは前週末の1.54%から1.80%に上昇、10年債利回りは前週末の1.56%から1.90%に上昇して越週した。

ユーロ高円安 119.72円(▲1.83円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は上昇した。週初9日は、独政府が財政刺激策の拡大に向けて、厳格な財政ルールに抵触しない「影の予算」を検討していると報じられ、ユーロ買い・円売りが強まった。10日は、米中通商協議で中国が米農産物の購入拡大で合意との報道が伝わり、ユーロ・円の上昇が続いた。11日は、ECB(欧州中央銀行)理事会を控え、ユーロ・円は上値の重い展開となった。12日のECB理事会では民間銀行がECBに預け入れる際のマイナス金利を深掘りすることなどを決定。ドラギECB総裁のハト派的な発言も加わりユーロ・円は一時急落したものの、米中貿易協議の進展への期待感もあり、買戻し優勢となった。13日は、ユーロ圏の金利上昇を受け、ユーロ・円も堅調に推移した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。独政府が「影の予算」を検討していると伝わり、利回り上昇につながった。独2年債利回りは前週末のマイナス0.87%からマイナス0.71%に上昇、独10年債利回りは前週末のマイナス0.64%からマイナス0.45%に上昇して越週した。

豪ドル高円安 74.37円(▲1.17円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇基調となった。週前半は米中貿易協議の進展期待が強まったことを背景に豪ドル買い・円売り優勢。11日、中国政府が追加景気支援策を導入すると伝わり、豪ドルを押し上げた。12日は前日にトランプ米大統領が一部中国製品への関税引き上げを延期する考えを明らかにし、豪ドル・円はしっかり。その後、ECB(欧州中央銀行)理事会でマイナス金利の深堀りをはじめとする金融緩和パッケージが決まり、上下に振れる場面があったものの、豪ドル・円の堅調は続いた。13日は世界的な株高を背景に豪ドル・円は一段高となった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米中貿易協議の進展期待が強まり、リスクオフムードが後退。安全資産とされる豪債券は売られた。2年債利回りは前週末の0.86%から0.91%に上昇、10年債利回りは前週末の1.09%から1.16%に上昇して越週した。

NZドル高円安 68.93円(▲0.37円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週前半は米中貿易協議の進展期待が強まったことを背景にNZドル買い・円売り優勢。11日、中国政府が追加景気支援策を導入すると伝わり、NZドルを押し上げた。12日は前日にトランプ米大統領が一部中国製品への関税引き上げを延期する考えを明らかにし、NZドル・円はしっかり。その後、ECB(欧州中央銀行)理事会でマイナス金利の深堀をはじめとする金融緩和パッケージが決まり、上下に振れる場面があったものの、NZドル・円の堅調は続いた。ただ、月初からNZドル買い・円売り優勢が続いていたこともあり、13日に入るとNZドル・円は利益確定売りに押された。

債券

長期債利回りは上昇した。米中貿易協議の進展期待が強まり、リスクオフムードが後退。安全資産とされるNZ債券は売り優勢となった。10年債利回りは前週末の1.15%から1.32%に上昇して越週した。

レアル高円安 26.45円(▲0.13円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 低下  

為替

ブラジル国債 レアル・円は底堅く推移した。週初9日は、ブラジル中銀の利下げ観測を背景にブラジル債券利回りが低下し、レアル売り優勢。10日は、米中貿易協議への進展期待からレアル買い・円売りとなった。11日のレアル・円は上昇した。米中貿易協議の進展期待が継続したほか、ブラジル7月小売売上高が強い結果となり、レアル買いに傾いた。欧米の金融緩和への思惑から、投資家のリスク志向が高まり、レアル・円は堅調に推移した。週末13日は、中東情勢への懸念からレアル・円は軟化した。

債券

短期債利回りが上昇した一方、長期債利回りは低下した。米中貿易協議への進展期待や欧米の金融緩和姿勢を背景に投資家のリスク選好志向が高まり、ブラジル債券は買われた。ただ、週末に中東情勢の悪化懸念が高まると、ブラジル債券は売られる場面もあった。2年物レアル建て債利回りは前週末の5.66%から5.68%に上昇、10年物ドル建て債利回りは前週末の0.77%から0.60%に低下して越週した。

リラ高円安 19.00円(▲0.28円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は上昇した。トルコ中央銀行は金融政策決定会合で政策金利である1週間レポレートを19.75%から16.50%に引き下げた。市場予想を上回る大幅な利下げ幅だったものの、利下げ余地が縮小したことで今後は金融緩和への慎重姿勢が強まるとの見方が市場の一部で広がったほか、インフレ抑制傾向にある中で利下げによる景気浮揚効果が意識され、政策金利引き下げ決定後にリラ・円は急伸した。経済指標では、トルコ7月経常収支は市場予想の黒字幅には届かなかったものの前月から改善。トルコ7月鉱工業生産は市場予想を上回った。

債券

長期債利回りは上昇した。トルコ中銀の利下げでトルコ債券が大きく買われる場面もあったものの、先週に買い優勢だった反動が出た。トルコ9年債利回りは前週末の6.53%から6.69%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2019年9月13日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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