2025-07-06 03:54:27

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朝イチ情報

<相場の読み筋>7月4日

更新 : 25/7/4 8:10(更新予定時間:8:30頃)

 3日の米国株式は、NYダウが前日比344.11ドル高の4万4828.53ドルと反発、ナスダック総合指数は同207.971ポイント高の2万601.101ポイントと続伸して取引を終了した。出来高概算は、NY市場が6億8252万株、ナスダック市場が52億3183万株。独立記念日の前日で午後1時までの短縮取引のため減少した。また、ナスダック総合指数は連日で終値ベースの史上最高値を塗替えた。米6月雇用統計では、非農業分野の雇用者数が季節調整済みで前月比14万7000人増となり、市場予想平均の同10万6000人を大きく上回った。2日には6月ADP雇用統計を受け労働市場の情勢悪化が懸念されていたが、それを払拭する格好となり見直し買いが入った。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、インテルやシスコ・システムズ、アマゾン・ドット・コムなどが買われた。

 4日の東京株式は、続伸後も堅調か。現地3日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダック指数がともに上昇。きのう3日の底堅い展開が継続し、買い優勢スタートが見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=145円前後(3日は143円86-88銭)、ユーロ・円が1ユーロ=170円台の半ば(同169円76-80銭)と円安に振れている。円安の流れを受け輸出関連銘柄を中心にしっかりした値動きが期待され、心理的なフシ目の4万円台を回復する場面もありそう。3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、資生堂<4911.T>、三菱UFJ<8306.T>、三住トラスト<8309.T>などが、3日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比400円高の4万120円だった。

<きょうの個別材料>
○プラス材料
 放電精密<6469.T>―26年2月期第2四半期累計(25年3-8月)の連結利益予想を上方修正
 フォシズHD<3726.T>―越境電子商取引プラットホームを展開するサイフ(東京都千代田区)と中国市場における業務提携契約

●マイナス材料
 川口化<4361.T>―25年11月期第2四半期累計(24年12月-25年5月)の連結決算は2ケタの経常減益
 小津産業<7487.T>―25年5月期の連結利益予想を下方修正

 上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。

<きょうの狙い>VIS=菱ガス化と核酸医薬の創出などで共同研究契約

更新 : 25/7/4 8:10(更新予定時間:8:30頃)

 Veritas In Silico(VIS)<130A.T>は3日引け後、三菱ガス化学<4182.T>と核酸医薬の創出および、製造方法の確立を目的とする共同研究で合意し契約を締結したと発表した。

 今回の共同研究では、QbDの考え方を研究初期段階から採り入れる。創薬研究と並行してASOの製造方法・工程の開発を進めることにより、高活性・低毒性であるだけでなく商業製造の際に品質と信頼性、低コストを達成できるASOを創出し、また早期の製造方法の確立を目指し、迅速な臨床試験への進展を目指す。

 QbDとは、製品設計時から製造した際に品質を担保できることを考慮に入れるという考え方。

 ASOとは、核酸医薬品の一種。一本鎖のDNAやRNAからなり、mRNAに結合して主にタンパク質の合成を制御する働きを持つ。

 3日終値は、前日比10円高の593円。

<ダイジェスト>


<3日の動意株>クボタ、営農支援システム「KSAS」に生成AI機能追加

更新 : 25/7/4 7:30

 クボタ<6326.T>は3日、同社がサービスを提供する営農支援システム「KSAS(Kubota Smart Agri System、ケーサス)」に、生成AI(人工知能)を活用した「KSAS AIチャット」機能を正式に追加したと発表した。

 公開する正式版では、利便性のさらなる向上のため、過去の質問履歴を確認したり、過去の対話の続きから再開できる「対話履歴機能」や、回答に関連するマニュアルの該当ページをPDFで表示する機能などを追加した。また、試用版では作物の成長条件や農薬などに関する質問や、営農に関する相談が多く寄せられたことから、同社が発行している栽培ガイドや営農提案情報などに基づき農作物の栽培に関する質問にも対応するなど、農業生産者の多様な要望に応えられるようにしたという。

 3日の終値は、前日比20円高の1649.5円。


<3日の動意株>JTEC、兵庫県立大学と包括連携協定

更新 : 25/7/4 7:31

 ジェイテックコーポレーション(JTEC)<3446.T>は3日、兵庫県立大学と、包括連携協定を締結したと発表した。

 今回の協定は、両者の技術的強みと実績を生かし、組織や分野の枠を超えた多様な連携を推進することを目的とする。今後は、次世代オプティカル技術の研究開発、人材育成、産学連携による新たな価値創造を通じ、同社の事業拡大や社会課題の解決に寄与することを目指すとしている。

 3日の終値は、前日比10円安の1201円。


<3日の動意株>ゆうちょ銀行が5連騰、大和証は目標株価を引き上げ

更新 : 25/7/4 7:32

 ゆうちょ銀行<7182.T>が5連騰、前日比15円高となる1600円を付けた。大和証券は目標株価を引き上げている。

 大和証は2日付で、ゆうちょ銀行の投資判断「2」(5段階中2位)を継続し、目標株価を1700円から1800円に引き上げた。株式売却益の減少を想定する一方、円債の積み増しや24年度(25年3月期)に2度実施された日銀の利上げ貢献により、着実な増益が期待できると指摘。連結純利益について、26年3月期を4700億円(前期比13.4%増、会社計画と同額)、27年3月期を5500億円と予想し、巨大なリアルネットワークを更に活かすためのインオーガニック投資や株主還元拡充の検討・実施を期待材料として挙げている。

 3日の終値は、前日比15円高の1600円。


<3日の動意株>あみやきが3日続落、第1四半期の営業減益を嫌気

更新 : 25/7/4 7:33

 焼き肉チェーンのあみやき亭<2753.T>が3日続落、前日比59円安となる1432円を付けた。2日引け後に発表した、26年3月期第1四半期(25年4-6月)決算が売り材料視された。

 第1四半期の連結営業利益は5億500万円(前年同期比27.1%減)だった。売上原価率の上昇に加え、M&A(企業の合併・買収)に伴うアドバイザリー費用など一過性のコストを計上した。

 通期予想は営業利益29億1000万円(前期比10.3%増)を据え置いた。進ちょく率は17.4%となった。

 3日の終値は、前日比54円安の1437円。


<3日の動意株>タカキュー、6月既存店売上高は前年同月比0.1%減、2カ月ぶりに前年を下回る

更新 : 25/7/4 7:34

 タカキュー<8166.T>は3日午後1時、6月月次売上高(速報)を発表した。既存店売上高が前年同月比0.1%減と2カ月ぶりに前年を下回った。客数が同5.4%減、客単価は5.6%増だった。

 同社によると同月の既存店売上高は、気温の高い日が続き、また販売も強化したことで、夏物のジャケット、カジュアルパンツ、カットソーなどが堅調だった。一方、オフィスカジュアルニーズの拡大などにより、ドレスシャツなどが低調に推移したことが影響したという。

 3日の終値は、前日比変わらずの109円。


<3日の動意株>農業総合研が急騰、株主優待制度の新設を材料視

更新 : 25/7/4 7:35

 農業総合研究所<3541.T>が急騰、47円高の376円を付けた。3日午前11時30分、株主優待制度を新設すると発表、材料視された。

 同社では、同社株への投資魅力を高め、より多くの投資家に中・長期にわたり保有してもらうことを目的に株主優待制度を新設する。毎年8月末日時点で同社の株主名簿に記載または記録された1000株(10単元)以上を保有する株主を対象に実施。農家直送みかん(5000円相当)を贈呈するほか、継続保有年数1年以上(26年8月31日から開始)の株主にはみかんに加え新米(5000円相当)も贈るという。

 3日の終値は、前日比42円高の371円。


<3日の動意株>新家工が続伸、三宅金属の完全子会社化を材料視

更新 : 25/7/4 7:36

 新家工業<7305.T>が続伸、90円高の4815円を付けた。2日引け後、三宅金属(大阪府大阪市)の全株式を取得し完全子会社化したと発表、材料視された。

 三宅金属は、ステンレス鋼の販売・加工、金属製フィルター販売などを手がけている。同社では今回の完全子会社化で、ステンレスの加工技術と、幅広い顧客基盤を引き継ぐことで、同社グループ内でシナジーを発揮しステンレス事業の強化と成長を図るとしている。

 3日の終値は、前日比60円高の4785円。


<3日の動意株>INPEX、豪州でのCCSプロジェクトで認定

更新 : 25/7/4 7:37

 INPEX<1605.T>は3日、子会社のINPEX Browse E&P(IBEP社)を通じて、豪州TotalEnergies CCS AustraliaおよびWoodside Energyなどと進める豪州でのCCS(二酸化炭素の分離回収・貯留)プロジェクトに関し、認定を受けたと発表した。

 認定を受けたのは豪州の北部準州ダーウィンの沖合約250キロメートルに位置するボナパルト堆積盆地に広がるGHGアセスメント鉱区G-7-AP鉱区。同鉱区において、高品質の塩水帯水層貯留層および安全かつ恒久的な炭素貯留に適した厚い遮へい層が確認されたという。同社では、30年頃に二酸化炭素の圧入を開始する予定で、将来的に年間1000万トン以上の潜在的な炭素貯留能力を有する同鉱区に二酸化炭素を安全かつ恒久的に輸送し、貯留することを計画している。

 3日の終値は、前日比25.5円高の2048円。

提供:ウエルスアドバイザー社


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