2025年7月18日(金) 大引け
更新 : 2025/7/18 16:30
(更新予定時間:12:45頃/16:45頃の1日2回)
今日の株式市況
18日後場は日経平均株価が、前日比82円安の3万9,819円と反落。TOPIX(東証株価指数)が同5ポイント安の2,834ポイントと下落した。現地17日の米国株式市場で、NYダウが続伸し、ナスダック総合指数も連日で終値ベースの史上最高値を更新。これを受け、日経平均は寄り付きで、取引時間中としては4日以来2週間ぶりに4万円台を回復した。ただ、買い一巡後は、3連休や参議院議員選挙の投開票も控え積極的な買いはみられず上値が重かった。午後1時5分に同155円安の3万9,745円を付けるなど弱含む場面もみられたが、動意薄のなか底堅く推移した。東証プライム市場の出来高は14億8,535万株、売買代金は4兆45億円。騰落銘柄数は値上がりが543銘柄、値下がりは1,037銘柄、変わらずは44銘柄だった。
前日の米国市場
17日の米国株式は、NYダウが前日比229.71ドル高の4万4,484.49ドルと続伸、ナスダック総合指数は同155.158ポイント高の2万885.649ポイントと4日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億673万株、ナスダック市場が90億2,549万株だった。ナスダック総合指数は4日続けて終値ベースでの史上最高値を更新した。米6月小売売上高が前月比0.6%増となり、市場予想平均の同0.1%増を上回った。米週間の新規失業保険申請件数が季節調整済みで22万1,000件と、同23万3,000件よりも良好だった。堅調な経済指標を受け、米景気への過度な警戒感が後退した。NYダウ採用銘柄では、トラベラーズやウォルト・ディズニー、コカ・コーラなどが値上がり率の上位に入っている。
業種・個別株動向
業種別株価指数33業種は、22業種が下落、11業種が上昇した。三井不 <8801> 、住友不
<8830> などの不動産株や、JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株が下落。王子HD <3861> 、北越コーポ
<3865> などのパルプ紙株や、日本製鉄 <5401> 、JFEHD <5411> などの鉄鋼株も安い。ディスコ <6146> 、SMC
<6273> などの機械株や、7&iHD <3382> 、ファストリテ <9983> などの小売株も軟調。TOYO <5105> 、ブリヂス
<5108> などのゴム製品株や、大林組 <1802> 、大和ハウス <1925> などの建設株も弱かった。一方、LINEヤフ <4689>
、ソフバンG <9984> などの情報通信株や、SBI <8473> 、野村 <8604> などの証券商品先物株が高い。
新興株・IPO
東証グロース市場250指数が反落。週末で手じまい売りが先行した。データセクション <3905> 、ABEJA <5574> 、MTG <7806> が下落。QPS研究所 <5595> やAiロボティクス <247A> も軟調に推移した。Will Smart <175A> は一時ストップ高。スタンダード市場にIPO(新規上場)した、みのや <386A> は人気を集めた。
主要指標(25/7/18 大引け)
日経平均株価 |
39,819 |
-82 |
日経平均先物 |
39,830 |
-100 |
TOPIX |
2,834 |
-5 |
- ※日経平均先物に関しては、前引けは11時30分、大引けは15時45分の更新となります。
注目ニュース(毎日10:00更新)
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